毎日コミュニケーションズは、ブロック玩具を使ってさまざまなキカイの仕組みを学べる「ブロックで作るキカイの本」シリーズを9日に刊行する。「ブロックで作るキカイの本」は、レゴマインドストームやレゴテクニックなどのブロック部品で動くキカイを作るためのアイデアブックで、主に歯車を使ったさまざまな仕組みが集められている。著者は、同社刊の「LEGO MINDSTORMS NXTオレンジブック」も手がけた五十川芳仁氏。

「ブロックで作るキカイの本」は、「回る・伝える・きほんのしくみ」「走る・曲がる・車のしくみ」「歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ」というテーマに分けた3冊が用意されている。判型はB5変形で、総ページ数が各160ページ、価格は各2,709円。

「ブロックで作るキカイの本」シリーズ。写真左から「回る・伝える・きほんのしくみ」「走る・曲がる・車のしくみ」「歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ」

各書籍の内容を一部紹介すると、「回る・伝える・きほんのしくみ」では、さまざまなギアの種類や基本的な使い方を中心に説明されている。「走る・曲がる・車のしくみ」では、たくさんの車が登場。動力はモーター、ゼンマイ、手動などとバリエーションに富み、曲がる車や合体する車、ぶつかるとバックする車のほか、変速機の作り方も掲載。「歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ」では、2足、4足、6足といった、いろいろな歩くロボットを紹介。さらに磁石、重さ、振動といった、複雑で高度なワザも解説されている。

「回る・伝える・きほんのしくみ」より、"ドアで遊ぶ"

「走る・曲がる・車のしくみ」より、"合体する車"

「歩く・いろいろ・ふくざつなしくみ」より、"4足歩行"

なお、本文は小学3~4年生までに覚える漢字を使用しているため、子どもから大人まで安心して楽しめる書籍となっている。