東京・青山のギャラリー「Gofa」にて21日より、「水木しげる『妖怪道五十三次』ワシントンDC・ニューヨーク帰国展~妖怪道と水木ロードで綴るGeGeGeの原風景~」が開催されている。開催期間は7月13日まで。営業時間は11時から18時。入場料は500円(コーヒーチケット付き)で、小学生以下は無料。

この展示会は今年5月にワシントンDC、ニューヨークにて開催された水木しげる展の帰国展として開催しているもの。マンガ家の水木しげる氏が歌川広重の「東海道五十三次」をモチーフとして描いた「妖怪道五十三次」の木版画とアートグラフ(高画質デジタルプリント)を中心に、鳥取県境港市の水木しげるロードに関する写真などが展示されている。

青山オーバルビルの奥が会場入口。今回の水木しげる以外にも永井豪、村田蓮爾、あずまきよひこなど、有名クリエイターの企画展が開催されている

会場風景から。「妖怪道五十三次」以外にも水木しげる氏の出身地である境港の写真が多数並べられている

会場には水木しげる氏直筆による鬼太郎と目玉の親父が。「偉大な水木しげる」とのサインも

木版画は水木しげる氏の絵を元に作られたもの。色を重ねて刷られる浮世絵が完成するまでの様子がわかる

版木も展示。鬼太郎の髪、ぬりかべなど同じ色で刷る部分が彫られているのが見て取れる

「妖怪道五十三次」では宿場町のあちこちに妖怪が描かれている。こちらは日本橋を渡る鬼太郎一行

京都に到着した鬼太郎一行。日本橋、京都などの名所は浮世絵とアートグラフの両方が展示されており、それぞれ見比べることができる

53の宿場に日本橋と京都を加えた55枚セットのアートグラフは桐箱と水木氏直筆のサイン入り。お値段も立派な556,500円

グッズコーナーには様々な水木グッズが並べられている。タンブラー、カプセルトイなどの新製品も

会場以外では通信販売でしか手に入らないトレーディングカード。1パック8枚入りで630円

てっとり早く揃えたいという人はこちらのバインダー入りセットがおすすめ。全56種類セットで7,140円

1階のカフェでは目玉親父ぜんざい、妖怪アイスカプチーノなど、期間限定の妖怪スペシャルメニューが販売中