日産自動車は7日、グローバル市場向けに開発した「リヴィナ」シリーズの第3弾「リヴィナ C-Gear」を中国での発売を皮切りに、各市場に順次投入すると発表した。
「リヴィナ」シリーズは、ミニバンの「グランド リヴィナ」、ハッチバックの「リヴィナ」、スポーツタイプの「リヴィナ C-Gear」の3モデルから構成される。現在インドネシア、マレーシア、南アフリカ、台湾で生産、販売され、インドネシアでは「カー・オブ・ザ・イヤー」を、南アフリカでは「ベストMPV&ステーションワゴン」の賞を受賞するなど、各市場で高い評価を得ている。
「リヴィナ C-Gear」は、ハッチバックモデルの「リヴィナ」をベースとした5人乗りのスポーツタイプモデル。黒を基調とした内装とシルバー仕上げを施したセンタークラスターなどでスポーティ感を演出したほか、トランク容量は383L(VDA方式)と同セグメントでクラストップの室内空間を確保している。また1.6Lのガソリンエンジンを備え、トランスミッションは4速オートマチックと5速マニュアルが設定されている。
なお今後、同モデルは「リヴィナ X-Gear」の名称でインドネシア等のグローバル市場に順次投入予定となっている。