エミレーツ航空は、同航空の接客管理部門であるホテル&リゾート部門初となる都市型ホテル「エミレーツ・マリーナホテル&レジデンス」の名称を「ハーバーホテル&レジデンス」へ変更した。

「ハーバーホテル&レジデンス」外観

同ホテルは1億4,100万米ドルを投資して建設された52階建ての豪華ホテルで、2007年11月1日に正式オープン。ドバイ屈指のレジャー施設や商業地域に隣接し、豪華な調度品を備わったスイートルーム全261室が用意されている。「ビジネス、レジャーでのご旅行でドバイを頻繁に訪れるお客様はもちろん、ご家族で旅行されるお客様のご要望にもお応えできる理想的なホテルです」(同社広報)。

エミレーツ・ホテル&リゾート副社長のトニー・ウィリアム氏は、今回の名称変更について「2005年以来のウォーターフロント開発によって『マリーナ』と名付けた施設が増え、初めてドバイを訪れたお客様に混乱をきたしている。そのため、明確かつ個性的なアイデンティティを保つために、当社の施設を『ハーバーホテル&レジデンス』へ名称変更することに至った」と語っている。

現在、同ホテルではオーガニックメニューを提供する地中海式レストランなどの飲食施設を備えている。また2008年3月にはドバイ湾の絶景が眼下に広がるレストラン「Observatory」が最上階にオープンするとしている。

なお宿泊予約は、各旅行会社と専用サイト(英語のみ)にて受け付けている。