イタリアのアルファロメオオートモービルズとドゥカティ モーターホールディングは、「アルファ147」の新しいモデル「アルファ147 ドゥカティ コルセ(Alfa 147 Ducati Corse)」をボローニャモーターショーで公開した。日本への導入、価格については未定。

アルファ147 ドゥカティ コルセ

「アルファ147 ドゥカティ コルセ」は、モーターサイクルの"ドゥカティ"ブランドを冠したアルファ147のバリエーションモデル。生産台数限定で発売されるという。「コルセ(CORSE)」は"レース"の意味。

このモデルには170psを発揮する1.9L(リッター)のエンジンが搭載され、100km/hまで8秒で到達、トップスピードは215km/hとなる。Q2システム(セルフロッキングフロントディファレンシャル)が組み合わされ、ロードホールドやトラクション、スタビリティーを向上させているという。

外観では低めに設定された車高が特長。ボディーカラーは赤・白・黒の3色が用意される。"Ducati Corse"ロゴがインジケーターとリアハッチに施される。そのほか、クロームのエグゾースト、赤いブレーキキャリパー(オプション)、サテン仕上げのグリルやウィスカー、18インチアロイホイールなどが外観の特長となる。

内装は、黒いフロントダッシュボードやピラー、赤いステッチの入った黒い布張りシートなどでスポーティーなイメージを演出。ハンドル、シフトレバーブーツカバー、ハンドブレーキカバーも赤と黒となる。ヘッドレストやメーターパネルにも"Ducati Corse"ロゴを配置している。