スズキのインドにおける四輪車製造・販売子会社マルチ・スズキは、2008年1月9日からインドのニューデリーで開催される「第9回デリーオートエクスポ (New Delhi, 9th Auto Expo)」に、コンセプトカー「コンセプトA-Star」を出品する。

コンセプトA-Star

スズキは、世界戦略車の第一ステージのテーマとして"スポーツ"を掲げ、2004年より「スイフト」「エスクード」「SX4」の3車種を投入してきた。第二ステージでは"ファミリー"をテーマとした小型車「スプラッシュ」が2008年春より欧州市場に投入される予定となっている。

「コンセプトA-Star」は、"ファミリー"をテーマとした第二ステージの2つ目のプロジェクトとして世界市場への投入を計画している量産モデルに先立つコンセプトカー。量産モデルは2008年秋以降に同社のマネサール工場にて生産され、欧州をはじめとした世界各地域への輸出を計画している。

「コンセプトA-Star」ベースの量産モデルは、欧州排ガス規制ユーロ5を満たす最新鋭の1L(リッター)エンジンを搭載。欧州の同クラスの小型車より優れたCO2排出レベルを達成する世界最高水準の環境性能と、快適な居住性を持った商品を目指しているという。