東京都美術館で2008年1月24日から開催予定の「ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美」に先駆けて、期間限定ペアチケットが販売されている。

ドミニク=フランソワ・ポワトロ 「ダイヤモンドを象嵌した飾り武器模様の嗅ぎ煙草入れ」1759-62年 (c)2007 Musée du Louvre / Martine Beck-Coppola

チケットは、通常一般1人1500円のところ、一般2人用で2,000円。販売期間は11月23日までで、公式ホームページをはじめ、JR東日本の主なみどりの窓口・びゅうプラザ、電子チケットぴあなどで購入することができる。

「マリー・アントワネットの旅行用携行品入れ」 1787-88年 (c) Photo RMN - ©Jean-Gilles Berizzi / distributed by DNPAC

アドルフ=ウルリク・ヴェルトミュラー 「狩猟服を着たマリー・アントワネット」 1788年 ヴェルサイユ宮殿美術館蔵 (c) Photo RMN - ©Franck Raux / distributed by DNPAC

同展は"宮廷の美"にスポットを当て、ルーヴル美術館の数多くのコレクションから、卓越した18世紀後半のフランス宮廷美術140点ほどを厳選して紹介する。ポンパドゥール夫人が好んだ繊細な金銀細工や、マリー・アントワネットの旅行用携行品入れなど、日本初公開となる名品を数多く公開。贅沢の限りをつくしたフランス宮廷の世界を、美術の観点から堪能できる好機となっている。

開催期間は、2008年4月6日まで。入室料は一般が1,500円、学生が1,200円、高校生が700円、中学生以下が無料となる。開室時間は9時~17時まで、毎週月曜日が休室日(ただし、2月11日は開室、2月12日は休室)。