スズキは、軽乗用車「セルボ」に日本初の「直噴 (DI) ターボエンジン+CVT」を搭載したスポーティーな上級グレード「SR」を新たに設定するとともに、その他の機種を一部改良し、10月16日より発売する。価格は103万7,400円から154万5,600円。

セルボ SR ※セットオプション装着車

「セルボ」は、日常での使いやすさや利便性に加え、力強い存在感と上質感、走りの快適性や運転する楽しさを実現した軽乗用車として2006年11月に誕生した。今回設定された「SR」は、"プレミアム スポーティーコンパクト"をコンセプトに高い走行性能と優れた環境性能を両立。スズキ軽自動車のフラッグシップモデルと位置づけている。

日本初(スズキ調べ)となる「直噴 (DI) ターボエンジン+CVT」の組み合わせにより、スポーティーな走りが楽しめるだけでなく、軽ターボ車として唯一グリーン税制に適合するなど、環境にも配慮している。10・15モード走行の燃費は、2WD車は23.0km/L、4WD車は21.0km/L。ともに平成17年排出ガス基準75%低減レベル 4星を達成している。

CVTはスポーティーな走行が楽しめる7速マニュアルモード付き。新開発タイヤや、フロントストラットのロッド径の大径化とともに、前後サスペンションの減衰力特性を最適化したことで、しなやかな乗り心地とした。またSR以外の機種についても、足回りの改良や、エンジンマウント(右側)の液封化などの改良を施し、快適性や静粛性を向上させている。

SRは、専用の前後エアロバンパーやフロントグリル、点灯時にランプ周囲を青色の光で演出するクリスタル調ディスチャージヘッドランプなどを採用。ボディカラーには専用の黒や紫を含む全6色を設定した。インテリアでは、ピアノブラック調のインパネや本革巻ステアリングホイールなどにより、質感を高めた。また、本革&人工皮革シートなどを装備するセットオプション装着車も用意される。

SR リヤビュー

SR インテリア