モスフードサービスは12日、「モスライスバーガーやきにく」の復活版となる「モスライスバーガー カルビ焼肉」を同社が展開する「モスバーガー」にて発売する。他にも、11月下旬までの期間限定品「モスライスバーガー 鶏つくね」やリニューアルして定番商品となる「モスライスバーガー 五目きんぴら」を新たに投入するとしている (一部店舗を除く)。

「モスライスバーガー カルビ焼肉」。みずみずしいサンチュと焼肉の組み合わせが食欲を増進させるとのこと

モスライスバーガーは、モスバーガーの看板商品のひとつ。バンズの代わりに、ご飯を焼き固めたライスプレートで惣菜を挟んだお米のバーガー。BSE問題により、2004年に販売を終了した「モスライスバーガー やきにく」(当時は米国産牛肉を使用)はその人気商品だったという。今回、オーストラリア産牛肉(穀物肥育牛)の安定供給が可能になったことで、復活版として新商品の「モスバーガー カルビ焼肉」の発売が実現。オーストラリア産牛カルビは生の長ネギやしょうが、りんご果汁などを加えて風味とコクを出したという醤油ベースの和風ダレに漬け込んでいるという。価格は350円。

11月下旬までの期間限定品であるモスライスバーガー 鶏つくねには、タレを絡めて香ばしく焼き上げた鶏つくねを使用。既存の「モスライスバーガー きんぴら」をリニューアルした定番商品モスライスバーガー 五目きんぴらは、従来のごぼうとにんじんといった根菜2種の具に加え、新たにレンコンや食物繊維が豊富なこんにゃくを追加。「栄養価の高い黒ゴマも振り掛けることで、ヘルシー感をアップさせました。また、食材を大きめにカットすることで、食感も楽しめるように工夫しました」(同社広報)。価格は、モスライスバーガー 五目きんぴらが260円、モスライスバーガー 鶏つくねが300円となっている。

「モスライスバーガー 鶏つくね」。レンコン、長ネギ、しょうがなどを加えて練りこんだ鶏つくねは、レンコンのシャキシャキとした食感も楽しめる

「モスライスバーガー 五目きんぴら」。きんぴらは、ご飯に合うようにやや濃いめの味付けになっているという

今回の新発売に伴い、「モスライスバーガー やきにく」の代替商品として販売されていた「モスライスバーガー 豚しょうが焼き」は販売を休止する。これにより、モスライスバーガーのラインナップは、継続販売する「海鮮かきあげ(塩だれ)」(280円)と上記の新商品をあわせ4種類となった。

なお、一部店舗では「モスライスバーガー 豚しょうが焼き」を11月23日より販売再開予定だが、具体的な販売店舗は未定だとしている。