マイボイスコムは13日、「Suica(スイカ)」や「Edy(エディー)」といった非接触IC型電子マネーに関する調査を実施した。調査期間は2007年5月1日から5日間で、男女15,141人から同社のwebサイト上で回答を得た。

電子マネーを所有していると答えた人は全体の約4割を占めた。うち、最も所有されている電子マネーは「Edy」(30.9%)。続いて「Suica」(25.5)%だったが、それ以外はいずれも1割を下回った。なお、販売制限中の「PASMO」は7.8%だった。

電子マネーの所有率トップはEdy(30.9%)

また、「認知している」との回答が寄せられた電子マネーはやはり「Edy」が83.1%でトップ。次に「Suica」(78.2%)、「PASMO(パスモ)」(61.8%)、「ICOCA(イコカ)」(41.2%)と続いた。セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」は28.5%、イオン発行の「WAON(ワオン)」は12.6%にとどまった。

最もよく知られている電子マネーはEdy。Suicaも約8割と高い認知率を示している

一方、最もよく使う電子マネーについては「Suica」(35.2%)が「Edy」(30.2%)を上回った。電子マネーを利用したことのある場所は「交通機関」が64.2%で最も多く、以下「コンビニ」(47.3%)、「駅の売店」(32.7%)が続いた。1年前より利用頻度が増えた場所についても同様で、交通機関やコンビニでの利用が主流であることが分かったという。1年前との利用頻度の変化では「かなり増えた」「やや増えた」が30.2%で、非利用者が約半数を占めた。

所有率、認知率ともにトップのEdyだが、もっとも利用されているのはSuica

利用場所は交通機関やコンビニ、駅の売店が多いが、自動販売機やレストラン・飲食店、ドラッグストアなどでも使われているという