国内外のゴルフクラブメーカーにシャフトのOEMを供給する三菱レイヨンは、軽量シャフトの新ブランド「BASSARA」を立ち上げ、新シリーズ「BASSARA F」を25日から発売する。
BASSARA Fシリーズは、軽量シャフトに特化した素材の開発と原料の元になる物質の再開発から行い、軽量シャフトへの採用は難しいとされていた「超微細均質コンポジット構造」を採用。これは極薄のシートで積層数を増やすことにより、より均一な性能を発揮できる構造で、シャフトの剛性コントロールがより細かく設定できるようになったという。
同商品は、ドライバーヘッドが大型化したことによって、シャフトへの負荷が増し、ミスヒット時のシャフトのよじれが生じていたことなど、従来の軽量シャフトが抱えていた課題を克服しているとする。
BASSARA Fシリーズは、「BASSARA F53」「BASSARA F43」の2品から成り、「BASSARA F53」の重量は、LITEが51g、Rが54g、Sが55g、「BASSARA F43」はLITEが46g、Rが48g、Sが49g。希望小売価格は各々31,500円。