秋葉原の大型ホビーショップ「アソビットキャラシティ」が、3月31日に移転し営業を再開した。移転先は「ラオックス The Mac Store」だったビルで、1階から5階まで全てのフロアを占有する移転となっている。中央通りに所在していたころに比べると、フロア数が2フロア減ってしまった関係もあり、専有面積は減ってしまった形。そのためか、これまで扱っていたコミックスや小説などが「アソビットゲームシティ」の書籍フロアに統合された。

新しい「アソビットキャラシティ」は、「ラオックス ザ・コンピュータ館」もすぐそば

店舗前では、メイドイン東京シリーズなど秋葉原土産のお菓子がいろいろ並んでいた

1階は、食玩やトレーディングフィギュア、ガチャポンなど小さなフィギュアが中心。さらにコンシューマゲーム機のソフトや、コレクションフィギュアなどを飾るのに適したケース、ケロロ軍曹ややわらか戦車といったキャラクターのグッズ販売も行っている。以前よりもサンプルフィギュアの展示が見やすい位置に置かれているが特徴だ。また店内奥には、各フロアのジャンルがわかるショーケースもあり、店舗全体の雰囲気を確認できるようになっている。

コレクションフィギュアもショーケースと商品が近くなり、わかりやすくなっている

これまで分散して置かれていたガチャポンは、今回の移転で全て店内の1階奥に集まった

コンシューマゲーム機のソフトも取り扱いを開始。数は少ないが、新作を中心に各機種のソフトをそろえている

2階は、ガンダムやボトムズ、マクロス、スーパーロボット大戦といったロボット系キャラクター関連商品が中心。そのなかでもプラモデルやフィギュア、超合金が主力アイテムに位置づけられているようだ。また、プラモデル向けの工具や塗料も扱っていた。以前の店舗だと2階と4階に分散していたロボット関連アイテムが、1フロアにまとまり見やすくなり、サンプルから製品への誘導もわかりやすくなった。

中心となるのは「ガンダム」シリーズで、ガンプラの種類ごとに棚が分けられている。新作はエスカレーターから降りてすぐのレジ横に積まれていた

アカツキガンダムやゴールドライタン、百式など、金色に輝くアイテムを集めたショーケース。非常にインパクトがあった

3階は、戦隊ヒーローや仮面ライダー、ウルトラマン、アメコミやスター・ウォーズといった海外作品などのアイテムが並ぶ。ヒーローの種類ごとに分類されたコーナー作りとなっており、作品別でアイテムを探しやすく、という工夫も見られる。また海外ヒーローの扱いが増え、サンプルフィギュアの展示も以前より充実した。

壁一面に吊された仮面ライダーソフビ。これだけ並んでいると圧巻だ

海外作品やウルトラマンなど、リアルなフィギュアも展示されている

4階は、萌えフィギュアフロア。ゲームやアニメの美少女キャラクターフィギュアが取りそろえてある。サンプルフィギュアの展示もジャンルごとになり、説明書きも商品が購入できるのかわかるようになった。また、フィギュアと並んで美少女PCゲームも扱っている。

アニメキャラクター、ゲームキャラクターとジャンルごとに分けられた萌えフィギュア

たくさんのフィギュアが並んだショーケースは健在。より見やすくなったポップにも注目だ

5階は、メイド服などのコスプレグッズ、ドール、キャラクターTシャツ、等身大フィギュアが並んでいる。これまでの6階のアイテムに、3階のドールと5階の等身大フィギュアが加わったフロア構成となった。特にメイドコーナーはアイテムが充実しており、ここに来ればメイド支度は整うだろう。

5階ではドール本体のほか、コスプレ用品なども扱っている

キャラクターTシャツだけでなく、帽子などキャラクター関連の小物も並んでいる。ここでも、ガンダム関連の商品は多い

多種多様なコスチュームが並ぶメイド服コーナー。奥にはマネキンに着せたメイド服や靴が綺麗にディスプレイされていた

以上のように店舗移転 & リニューアルしたことにより、全フロアを通じてジャンルが整理され、目的のアイテムがあるフロアを見つけやすくなった。