三菱電機は9月10日、日本、英国、イタリアの3カ国による次期戦闘機の共同開発「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP:Global Combat Air Programme)」において、同社が参画し、ミッションアビオニクスの開発を担当するコンソーシアムGCAP Electronics Evolution(ジーキャップ・エレクトロニクス・エヴォリューション、G2E)が機体全体の開発を担う英Edgewing Systems(エッジウィング)と、国際契約を締結した。

統合センサ・通信システム「ISANKE & ICS」を設計・開発

これまでGCAP参画企業は、国ごとの契約を通じてGCAPへ参画してきたが、契約の締結に先立ち、GCAPを一元的に管理・運営する政府間機関GCAP Agency(ジーキャップ・エージェンシー)とEdgewingが機体全体の開発に関する国際契約を締結した。

今回、G2Eが締結した国際契約は、ミッションアビオニクスの開発について、EdgewingからG2Eに委託するものとなる。これにより、GCAP Agency、Edgewing、G2E間での国際的な契約関係が構築され、3カ国のより密な連携が可能となる。

契約に基づき、G2Eは3カ国共通の目的のもと、ミッションアビオニクス「統合センサ&統合通信システム(ISANKE & ICS)」の設計・開発を推進する。三菱電機はG2Eの一員として、Edgewing、GCAP Agencyと連携しながら、GCAPにおけるミッションアビオニクスの開発を推進し、欧州とアジア太平洋地域の安全保障への貢献を目指す考えだ。