この宇宙・航空ニュースのまとめ
- 打上げ延期を重ねたH3ロケット9号機、8月10日打上げへ
- 台風13号の進路次第で打上げに必要な条件が整わない可能性も
- 9号機はSRB-3有りの“22S形態”、積み荷は日本の準天頂衛星システム「みちびき7号機」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット9号機による準天頂衛星システム「みちびき7号機」の打上げ日時を8月10日に決定。打上げ時間帯は4時00分~5時30分で、種子島宇宙センター 大型ロケット発射場から打上げる。打上げ予備期間は8月11〜31日、9月3〜30日。
なおJAXAでは、「台風13号の進路によっては打上げに必要な条件が整わない可能性が残っている」とし、8月10日の打上げ可否については、最新の気象情報を明日以降も引き続き確認することにしている。
H3ロケット9号機は当初、2月1日の打上げを予定していたが、前年(2025年)12月にH3ロケット8号機の打上げが失敗し、その原因究明や後続号機への影響評価を行う必要があるとして延期を決定。
その後、8月7日に改めて打上げることがアナウンスされていたが、「台風13号による打上げ当日の天候の悪化が予想されるため」として、ふたたび打上げを延期していた。
H3ロケット9号機の機体構成は、固体ロケットブースタ(SRB-3)2本とショートフェアリングを装備した22S形態。搭載するペイロードは準天頂衛星システム「みちびき7号機」。
みちびきは、日本とアジア・オセアニア地域に特化した、日本政府が保有・運用する衛星測位システム(Regional NSS)で、測位・時刻(PNT)と災害・危機管理メッセージのサービスを提供している。
