セイコーエプソンは1月15日、エプソンダイレクトが組込機器などの特定用途向けOS「Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSC」の販売を開始したことを発表した。

Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSCは2024年10月にリリースされ、病院の受け付け端末や生産ラインの制御用PCなど、特定の用途で用いられるPCなどに向けて提供されるもの。サポート期間が10年と長いことを特長としているほか、利用者の不要な操作や誤操作によるトラブルを防ぐロックダウン機能も搭載しており、デバイスを専用機のように使うことに可能となっている。

同社ではカスタマイズのラインアップとして、デスクトップPCでは「Endeavor JM8400 / JM5000 / JA998 / JG150 / JS210 / JS60 / JS60-A」、ノートPCでは「Endeavor JL2000 / JN711 / JN610」を対象モデルとしており、希望のスペックを備えたPCを用いて購入前に動作検証を顧客が行うことができる無料貸し出しプログラムや、面倒なセットアップの作業を代行するキッティングBTOサービスも提供しており、さまざまな産業分野のニーズに対応することができるとしている。

この記事は
Members+会員の方のみ御覧いただけます

ログイン/無料会員登録

会員サービスの詳細はこちら