米国の特許専門調査会社IFI CLAIMS Patent Servicesによると、2024年に米国特許商標庁(USPTO)に登録された特許件数は前年比3.8%増の32万4043件となったほか、出願件数も同3%増の43万625件となり、過去最高を更新したという。
特許件数トップはSamsung Electronicsで2023年の6165件から同3%増となる6377件と伸ばし、3年連続で首位の座を維持した。2位は前年の3687件から3989件に伸ばしたTSMCで、前年3位から順位を1つあげた。代わって3位に後退したのはQualcommで、件数は2023年の3854件から同11%減となる3422件としている。
以下、トップ10はApple、Huawei Technologie、LG Electronics、Samsung Display、IBM、キヤノン、Googleとなっている。前年10位だったIntelは1つ下げて11位へと後退している。日本企業であるキヤノンは41年連続のトップ10入りを果たしており、日本企業としてのトップを20年連続で維持したこととなる。