宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、同日0時0分(日本標準時)ころに小型月着陸実証機「SLIM」の月着陸に向けた動力降下シーケンスGO/NOGO判断を行い、GOと判断。月着陸に向けた動力降下シーケンスを開始したことを発表した。
これによりSLIMは月面に向けて降下を開始。着陸に向けた降下は動力降下シーケンスが実施された後、高度7km付近で垂直降下フェーズへと移行する2段階で行われ、約20分ほどかけて月面へと着陸することが予定されている。
なお、JAXAではSLIMが月面に着陸した2時間程度以内をめどに着陸結果に関する会見を開催する予定で、SLIMの月降下の運用の行っている様子から会見の模様まで、JAXA YouTube公式チャンネル「JAXA Channel」にてライブ配信される予定となっている。