Synopsys(シノプシス)は9月2日(米国時間)、AIを活用した機器の故障検出ソリューションなどを有する、韓国のBISTelから半導体とフラットパネル・ディスプレイ(FPD)製造関連ソリューションの買収を完了したと発表した。

今回の買収により、BISTelの包括的な歩留まり管理/予測・統合ソリューションをシノプシスの半導体工場向けプロセス管理ソリューションに加えることが可能となったといい、両社の技術を合わせて半導体製造企業の処理能力ならびに効率を最大限に引き上げるソリューションを提供していくとしている。

なお、買収条件の詳細は公表していないが、今回の買収がシノプシスの財務に与える影響は非常に軽微であると同社では説明している。