Maxim Integratedは、産業機器の設計者がIndustry 4.0アプリケーションのサイズ、電力、および性能の要件を満たすデジタル入力デバイス「MAX22190/22191/22192/22195」を発表した。

同製品ファミリは、IEC61131-2準拠デジタル入力デバイスで、従来ソリューション比で最大50%のサイズ削減、消費電力の60%低減、最大6倍の高速化を実現することを可能とするデバイスで、かつ最大1kVのサージ保護および診断機能も内蔵している。また、同ファミリには寄生電源のデジタル入力も含まれており、消費電力を最大60%低減し、個別の絶縁型電源を不要にすることができるようになるともしている。

また、8チャネルオクタル(8回路)デジタル入力、絶縁型SPI、断線検出、および高精度入力電流リミッタを6mmバル10mmのパッケージに実装したMAX22192は、同社の新たなPLCリファレンスデザイン「Go-IO」に搭載されているという

なお、4製品ともにすでに入手が可能であり、単価は2.20ドルから(1000個以上、FOB USA)となっているほか、それぞれのデバイスを搭載した評価キットも用意。こちらの単価は43.00ドルからとなっている。

  • MAX2219xファミリの活用イメージ

    MAX2219xファミリの活用イメージ