ソフトバンクロボティクスは、業務用清掃ロボット「Whiz」シリーズに3機種を追加し、5月13日から順次発売開始。中小規模の商業施設や物流倉庫、オフィスといったさまざまな施設のニーズに合わせたフルラインナップを構築し、“国内企業による開発・設計・品質管理”を行っている点もアピールする。
製品ラインナップ
- Whiz P:中小規模の商業施設、オフィスビル向け(5月13日発売)
- Whiz B:物流倉庫や工場など、広大な施設向け(5月13日発売)
- Whiz V:バキュームを得意とする乾式タイプ(5月13日先行受付開始)
各機種の特徴
Whiz Pは、中小規模の商業施設やオフィス向けのスマート清掃ロボット。コンパクトな機体に吸引、掃き掃除、スクラビング、モップがけの4つの清掃モードを備える。AI(人工知能)技術によって清掃ルートを自動生成し、全方位を監視するセンサー類で歩行者をはじめとする障害物を検知、安全に回避できるという。
物流倉庫や工場向けといった広大な施設に対応する自律走行型スクエアスイーパーのWhiz B。一晩で40,000平方メートル以上を清掃できるとしており、微細な粉塵から大型ゴミまで回収できるように吸引力も高めた。高度なセンサー類を駆使し、人や車両が行き交う環境でも安全な自律走行を可能にしており、大規模現場の清掃DXを実現できるとしている。
Whiz Vは最小通行幅60cmとコンパクトな乾式バキューム型清掃ロボット。小売店の狭い通路やオフィス向けでもスムーズに稼働できる点を特徴としており、さらにバキューム製品では今まで清掃の難しかった壁際も清掃可能とする。同じバキューム型の「Whiz i」と比べて清掃効率を約2.4倍、バキューム稼働時間も約1.4倍に伸ばした。
Whizシリーズの詳細
ソフトバンクロボティクスのロボット製品は、現場での運用実績を踏まえ、生産ラインから出荷前検査まで多段階にわたる厳格な品質管理基準を満たしている点を強みとしている。
Whizシリーズは、同社が提供する施設管理AIプラットフォーム「SBX Connect」と連携し、稼働状況などの各種データを蓄積・活用することで、施設管理の自動化に対応。こうしたデータは国内で管理され(一部製品の連携は開発中)、経済安全保障面でのセキュリティ水準を確保した点も訴求している。
Whizは2018年にソフトバンクロボティクスが発表し、翌2019年から月額レンタルプランで提供開始。人型ロボット「Pepper」に続く2種類目のロボットで、同社のロボット事業の重要な一翼を担う製品と位置づけて展開してきた。なお、Whizをベースモデルとした「Whiz i アイリスエディション」がアイリスオーヤマから販売されており、これはアイリスオーヤマが2020年に法人向けの掃除ロボット事業へ新規参入したときに導入されたものだ。



