LoRa Allianceは10月25日、IoT向け通信規格「LPWA」の1種である「LoRaWAN」に関する新たな3種類の仕様を公開した。

新たな3つの仕様は以下のとおり。

  • LoRaWAN Application Layer Clock Synchronization Specification v1.0.0
  • LoRaWAN Remote Multicast Setup Specification v1.0.0
  • LoRaWAN Fragmented Data Block Transport Specification v1.0.0
  • LoRaWAN向けFUOTA仕様

この3つを利用することで、ネットワークを介してファームウェアのアップデートを可能とする「FUOTA(Firmware Update Over The Air)」を活用することが可能となる。

  • FUOTAが求められる理由

    LoRaWANでFUOTAが求められる理由

また、現行のバージョンのLoRaWANを利用している場合であっても、新仕様に対応したプロトコルスタックへとアップデートを行なえば、対応可能だという。

  • LoRaとLoRaWANの関係性

    LoRaとLoRaWANの関係性