日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は11月14日、Sub-1GHz(1GHz未満)の周波数帯を使ったIoT製品向け低消費電力ワイヤレスマイコンの開発キット「CC1310 LaunchPad」が、Sigfox日本仕様の認証を取得したことを発表した。

これにより、カスタマは、同キットと京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が日本国内で運営するSigfoxネットワークを組み合わせることで、センサからクラウドへデータを伝送するために必要なコストと作業を削減できるようになるという。

日本TIでは、ビル・オートメーション、ホーム・オートメーションやファクトリ・オートメーション、 スマート・メーター、農業や畜産向けセンサ、資産管理、スマート・シティなどを中心に幅広いIoTアプリケーションに対応すると説明している。

なお、Sigfox認証取得済みのCC1310ワイヤレス・マイコンLaunchPad開発キットは、すでに提供を開始しており、単価は29ドル(参考価格)としている。

CC1310 LaunchPad 評価モジュールの外観