「ライフスタイルゾーン」(3) - オモチャと言っても本格的! トイロボット

これまではラジコンメーカーや専門メーカーが発売するホビーロボットを紹介したが、次に玩具メーカーが発売するトイロボットのブースを紹介しよう。プログラミングなどの自由度はなくても、最近のものはオモチャとは言えかなり高度な技術や機能を搭載していたりもする。発売済みの商品が中心で開発中の試作品など目新しいものはなかったが、オモチャならではのキャッチーさで、やはり子ども達の人気を集めていた。

タカラトミーは、2008年度の「今年のロボット大賞」や「グッドデザイン賞」を受賞した低価格の本格2足歩行ロボット「Omnibot 17μ i-SOBOT」と、今年発売した世界最小の人工知能搭載2足歩行ロボット「ROBO-Q」を出展。実際に操作して遊べたため、こちらのブースも子ども達が集まっていた。個人的には「i-SOBOT」の第2弾となるような試作品が出ていたりしないものかとひそかに期待していたのだが、特に新製品はなく少々残念であった。

タカラトミーブースの「ROBO-Q」

「i-SOBOT」も操作可能な形で展示

セガトイズは、低価格ながらリアルさを追求した本格ペットロボット「夢ペット」シリーズを出展。定番の「夢ねこスマイル」から大型の「夢いぬDXレトリバー」、新製品の「夢ねこヴィーナス」まで、カーペットをしいたスペースで自由に触れるようにしており、たくさんの親子連れがペット達と遊んでいた。

セガトイズのブース。「夢ペット」シリーズと遊ぶ子ども達

マテル・インターナショナルは、フィッシャープライスの「ウルトラ恐竜スパイク」を出展し、来場者に体験操縦をさせていた。7月のおもちゃショーの記事でも紹介したが、全長90cmの巨体がのっしのっしと歩く様は大迫力。後ろ足で立ち上がったり、背びれを光らせながら咆えたりと、派手なアクションで大いに子ども達を魅了したようだ。

マテル・インターナショナルのブース。背びれを光らせて咆える「ウルトラ恐竜スパイク」

バンダイは製品ごとに2つのブースを出展していた。9月に発売となったばかりの「Myドラえもん」は、各種センサで状況を判断し、1,300以上のワードでユーザーとおしゃべりするコミュニケーションロボット。玩具初のペーパー液晶を採用して自然な目の表情で喜怒哀楽を表現、電源を切っても白目にならないのも特長だとか。

一方「真マジンガー」ブースは、動くロボットトイではないが、TVアニメのハイライトシーンを流しながら「超合金魂」シリーズを展示していた。中でも「超合金魂 GX-49 真マジンガーZ」はこれまた本イベント初日の9月26日に発売となった新製品で、「ゴッドスクランダー」を装備し、巨大な"神の拳"「ビッグバン・パンチ」に変形可能な最強バージョン。その迫力はアニメ本編を知らない男の子の目も引いていたようだ。

本格的コミュニケーショントボット「Myドラえもん」のブース

「真マジンガー」ブースには新発売の「超合金魂」最強バージョンが

サンライズは、30周年を迎えた「ガンダム」シリーズや、子ども達に大人気の「ケロロ軍曹」シリーズの関連グッズを展示。1977年放映の「ザンボット3」以来、ロボットアニメの名作を多数世に送り出してきた同社の全作品ラインナップもパネルで紹介していた。

サンライズのブース。1977年から2009年まで32年間の全作品ラインナップもパネル展示されていた

「ライフスタイルゾーン」については以上。次のページでは、会場の5つのゾーンの内、残りの2つ、「未来へのチャレンジゾーン」、「カンファレンス&セミナーゾーン」について紹介しよう。