『ロボットガールズZ』キービジュアル

永井豪原作『マジンガー』シリーズの各主役ロボットを美少女キャラ化したアニメ『ロボットガールズZ』が、2014年1月より東映チャンネル(スカパー! ケーブルテレビほか)にて放送されることが決定した。これに合わせて、ニコニコ動画、YouTubeで0話のPV配信がスタートしている。

「ロボットガールズ」プロジェクトは、『大空魔竜ガイキング』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』といった東映アニメーションの各主役ロボットを美少女キャラ化したキャラクターによって構成され、各原作アニメーションのPRキャラクターとして展開されたプロジェクト。2009年3月の『東京国際アニメフェア2009』内でお披露目され、「コミックマーケット」などでは原作と絡めたプロモーションが展開された。

今回、その「ロボットガールズ」プロジェクトが再始動する。放送開始40周年を迎えた『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化され、新たに参戦。2014年の放送に先がけて、まずは作品の世界観が楽しめるミニエピソード「0話」のPVが配信されている。

物語は、東京・練馬区にある光子力研究所が舞台。群馬県あたりにある地下帝国のあしゅら男爵は"世界征服"のために機械獣少女を派遣し、研究所自体や町内に迷惑をかけに来る。光子力研究所には、Zちゃん(マジンガーZ娘)、グレちゃん(グレートマジンガー娘)、グレンダさん(グレンダイザー娘)の3人が居住。地下帝国の野望は"世界征服"だが、食い逃げをしたりレジャースポットを占拠したり、その行動はいつも「小さな迷惑」の域を出ないありさまで、「機械獣ガールズ」と「ロボットガールズZ」の激しく、可愛く、さわやかな戦いが描かれる。

さらに主要キャストも明らかとなり、Zちゃん(マジンガーZ)役は本多真梨子、グレちゃん (グレートマジンガー)は水瀬いのり、グレンダさん(グレンダイザー)役は荒浪和沙、あしゅら男爵役は久川綾、ガラダK7(ガラダちゃん)役は森下由樹子、ダブラスM2(ダブラスちゃん)役は東山奈央が担当。機械獣にも、セクシーな機械獣ガール、小学生機械獣ガール、ギャル機械獣ガールといったさまざまなキャラが存在するという。

監督は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』演出や『リングにかけろ-世界大会編-』シリーズディレクターで知られる博史池畠氏、キャラクターデザインは『とある魔術の禁書目録』総作画監督や作画監督、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』総作画監督を務めた川上哲也氏が務める。

今回のプロジェクト始動にあたり、Zちゃん役の本多は「イカつくて巨大なマジンガーZたちが"萌え擬人化"しちゃいました! ストレス社会で生きる皆さんに、ふるぼっこの爽快感を楽しんで欲しいです!」と意気込みを語り、グレちゃん役の水瀬は「オリジナルは観たことがなかったのですが、とにかく父が喜んでました。キャラクターのかわいい魅力だけではなく、本気でギャグをしている部分と、戦うかっこよさとのギャップを楽しんでもらいたいです!」と見どころをアピール。グレンダさん役の荒浪は「久川綾さん演じる男女半々ずつのキャラクター"あしゅら男爵"のパンチラも!」とそれぞれにコメントを寄せている。

■あらすじ
光子力研究所は都心(練馬区大泉学園光子力町)にあり、地下帝国(群馬あたり)のあしゅら男爵は"世界征服"のために機械獣少女を派遣し、研究所自体や町内に迷惑をかけに来る。光子力研究所にはZちゃん(マジンガーZ娘)、グレちゃん(グレートマジンガー娘)、グレンダさん(グレンダイザー娘)の3人が暮らしており、皆、普段から鋼鉄の魂スーツをまとっている。一応は普通の人間、夢見る少女であるらしい。(が、腕を飛ばしたりするので定かではない)かたや機械獣少女たちも怪しげな着ぐるみをまとってはいるが、とりあえず普通の少女たちであるらしい。(が、首を飛ばされても死なない奴もいるのでやはり定かではない)地下帝国の野望は"世界征服"だが、食い逃げをしたりレジャースポットを占拠したり、その行動はいつも「小さな迷惑」の域を出ない。
■スタッフ
企画:近藤修治/小林恵司/金子建
プロデューサー:森山義秀
ラインプロデューサー:坂上貴彦
原作:永井豪
シリーズ構成:兵頭一歩
キャラクターデザイン:川上哲也
監督:博史池畠
制作協力:LandQstudio's
アニメーション制作:東映アニメーション
製作:東映アニメーション/東映ビデオ/東映チャンネル

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