中古物件に引っ越してすぐに水まわりのトラブルに見舞われるケースがある
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
昨今のコロナウイルスの影響で、中古物件での水まわりトラブルが増えているということですが、今現在ですとどのくらいの割合の相談が中古物件なのでしょうか?
イースマイル:
お客様情報の一部ですので具体的な数値などは控えさせていただきますが、コロナ前ですと中古物件にお住まいの方からのご相談はだいたい全体の約5%で、残りは新築の戸建てや分譲マンションなどからのお問い合わせが多くありました。
もちろん今でも、新築戸建て物件やマンション・アパート等からのお問い合わせは非常に多くはありますが、新型コロナウイルスが流行した今となっては、中古物件にお住まいの方からのご相談は全体の約15%まで増加しています。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
結構増えていますね。中古物件の流行について私たちが独自に調査したところ、新型コロナウイルスの影響によってテレワークが普及したことで中古物件に引っ越すという人も増えているようです。
引用元:リクルート
また、通勤時間などを気にしない傾向が強くなっている中、「部屋数がほしい」「仕事専用スペースがほしい」というような理由が増え、中古物件へのニーズが高くなっているみたいですね。
イースマイル:
確かに、ご相談いただくお客様の中でも、首都圏ではあるものの駅から少し距離があるような方も以前に比べると増えてきたように思います。
中古物件で起こりやすい水まわりトラブルとは?
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
そんな中古物件ですが、実際にどのような水まわりトラブルが多いのでしょうか?
イースマイル:
そうですね、中古物件で多い水まわりトラブルとして代表的なのは給湯器のトラブルです。
実際に内見を行う際は水道やガスが止められていることが多いため、その場では給湯器にトラブルが起きているかを判別することは難しく、実際に入居して水道やガスを繋いだ時に、給湯器が使えないと気づく方は多いですね。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
なるほど、内見時に確かめられないのであれば、事前に気付くことは難しそうですね…。
イースマイル:
そうですね。給湯器にはメーカーによって定められている設計標準使用期間、いわゆる耐用年数が設定されており、その期間は約10年です。
もちろん、どのような使い方をしていたのかにもよるため、20年もの間、給湯器が一切トラブルを起こさないというケースもありますが、10年を過ぎると部品の製造が終了してしまう関係で修理が難しい場合もあります。
そのため、中古物件に引っ越して給湯器の故障に気づいた時点で、給湯器を修理することができず、早々に新しい給湯器と交換する事になったという方もいらっしゃいました。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
それは大変ですね…。その他にはどんなトラブルが多いのでしょうか?
イースマイル:
そうですね…。その他でよくあるトラブルとしては、キッチンやトイレ部分での水漏れや浴室や洗面所の排水管まわりのトラブルなども多いですね。
水まわりに関しては実際に水を流してみないと明らかにならない問題が多くありますので、こういったトラブルは入居後にご相談される方がほとんどです。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
広範囲に渡って相談が多いのは意外でした。こういったトラブルは入居する前になんとかできないものなのでしょうか?
イースマイル:
もちろん、不動産会社さんの方で事前にチェックはしているとは思いますが、中にはそういったチェックを怠った不動産会社さんもいるため、完璧にチェックしているとは言えない状況だと思います。
また、内見をする際も多くの人が立地や間取り、値段等を気にすると思いますが、水まわりの細かいところまで気が回っていないというのが現状です。
実際にご相談いただいたお客様に水まわりのチェックをされたのかを伺いましたが、半数以上の人が水まわりのチェックをしていない状況でした。
水まわりトラブルが起きたらどう対処する?
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
そもそも水まわりのトラブルが起きないことがベストではあると思いますが、実際に入居した後すぐに水まわりのトラブルが起きた場合、どのような対応を行えばよいのでしょうか?
イースマイル:
どのようなトラブルなのかにもよりますが、基本的には止水栓を閉めるのがよいでしょう。
止水栓とはトラブルが起きた際に水量を調整するためにつけられた水栓のことなのですが、止水栓を閉めることで一旦は水の流れを止めることができるので、水漏れしている場合、水漏れを一時的に止めることができますよ。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
なるほど、そんな便利なものがあるのですねその止水栓というのは簡単に閉められるものなのでしょうか?
イースマイル:
はい、トイレやキッチン等設置されている場所はいくつかありますが、ハンドルタイプであればそのまま手で閉めることができますし、ネジを使っているものもありますのでその場合はドライバーで閉めることが可能です。
紛らわしいのですが、元栓と止水栓は違い、元栓は家全体の水の流れを止めることができますが、止水栓はトイレやキッチンなど水道設備それぞれに備え付けられているものですので、間違えて元栓を閉めてしまうと、家全体の給水がストップしてしまいます。
ですので、止水栓を閉めたあと、私たちのような水まわり専門業者にご連絡するのが良いかと思います。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
なるほどですね、理解しました。
依頼する業者はしっかりと選ぶ必要がある
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
昨今、テレビやネットニュースになっていますが、悪質な業者による被害が多発している印象がありますが、実際にそういうことはあるのでしょうか?
イースマイル:
それに関しては残念ながら、実際に被害にあったという人は増えていると思います。
実際、弊社にお電話いただいたお客様の中には、以前そういった被害に遭ってしまった方や、相見積もりの段階で悪徳業者だと思い、ギリギリで依頼をせずに済んだというような方がいらっしゃいました。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
なるほど、それはつまり悪質な業者の被害を避けるためには相見積もりが有効ということでしょうか?
イースマイル:
そうですね、確かに相見積もりを行うのが現状では一番有効な方法だと思います。
もちろん、相見積もりだけではなく実際にホームページを見比べたり、実績や保証内容等を比較することも重要です。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
ありがとうございます。悪質な業者によるトラブルについても少し調べてみたのですが、年々件数は増加しているみたいですね。
引用元:国民生活センター
こういった状態になっている現状で、どのようなポイントを意識して水まわり専門業者を選べばよいのでしょうか?
イースマイル:
先程もお伝えしましたが、業者選びにおいて相見積もりは非常に重要で、最低でも3社以上で見積もりを取ってください。
2社のみの見積もりだと比較対象が少ないため、トラブル対応に必要な金額の相場がわかりにくいためです。
また見積もり時には金額だけではなくスタッフの対応は必ずチェックし、対応するスタッフがどのような資格を持っているのかなどを確認し、問題が無いかをチェックした方が良いと思います。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
3社以上でスタッフの対応や資格に関してもチェックですね、ありがとうございます。
その他はどういったポイントがありますでしょうか?
イースマイル:
見積もり以外のポイントですと、業者の施工実績はどのくらいあるのか、保証内容はどうなっているのかなどがあげられますね。
その他にも細かい部分にはなりますが、対応時間や駆けつけ時間はどのくらいか、他の人が投稿した口コミなんかが参考になるかと思います。
しかし、駆けつけ時間に関してはお住まいの地域によりますし、口コミに関しては評判を操作する目的で悪質な業者が投稿しているという可能性もあるため、あくまで参考程度にとらえておくのが良いかと思います。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
確かに一般的な口コミサイトに関してはその真偽を判断するのはむずかしいですもんね。やはり相見積もりが一番有効ではありますが、その他の情報も見ておく必要があるということですかね。
イースマイル:
はい、そのとおりです。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」運営チーム:
わかりました、ありがとうございます。
今回は中古物件における水まわりのトラブルについて、イースマイルさんにお話を伺いました。お忙しい中お時間頂きありがとうございました!
イースマイルについて
イースマイルは全国対応の水まわり修理業者。最短20分で駆けつけ対応を行い、深夜早朝・土日祝日の特別料金はかからないという部分が大きな特徴です。
対応トラブルも幅広く、トイレ・給湯器・蛇口・洗面所・お風呂等の水まわりのトラブルを解決してくれます。
WEB割引があり、電話で「ホームページを見た」と伝えると、3,000円割引になるため、緊急トラブルの際はぜひ相談してみてください。
まとめ
今回は「イースマイル」さんに中古物件における水回りトラブルについて取材させていただきました。
中古物件に限らず、水まわりトラブルは突発的に発生するため、そういった時に悪質な水道業者に引っかからないためにも、今回の内容をぜひ参考にしていただければと思います。
マイナビニュース「水まわりのレスキューガイド」では今後も水まわりについて、役に立つ記事を発信していきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願い致します。
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※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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