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エコキュートとは?ガス給湯器との違いを徹底解説イメージ
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エコキュートとは?ガス給湯器との違いを徹底解説!

2021.12.17
2024.02.06
エコキュートとは?ガス給湯器との違いを徹底解説イメージ
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「給湯器をエコキュートに取り替えたいけど、実際どのくらいお得なんだろう?」、と悩んでいる人は必見です。

本記事ではエコキュートの基本的な仕組みや機能から実際に購入・設置した際の費用、月々のランニングコストによってどれくらいお得になるのかまで詳しく解説します。
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小嶋 豊
監修者

水道設備業者 給湯器設備責任者

小嶋 豊 (株式会社プログレス)

株式会社プログレスの代表取締役で22年 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて給湯器設備を担当。水回り業務に15年従事し、累計500件の給湯器関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「給湯器」のスペシャリスト。

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エコキュートとは

エコキュートとは

エコキュートとは、少ない電力で効率的にお湯を沸かすことができる環境型の給湯器のことで、ヒートポンプと貯湯タンクで構成されており、空気中の大気熱をヒートポンプで汲み上げて水を温め、湧き上げたお湯を貯湯タンクで貯めておく仕組みです。

従来のガス給湯器ではヒーターの加熱によって多くの電力を消費していましたが、エコキュートでは必要なエネルギーのほとんどをヒートポンプでまかなうため、少ない電力でお湯を沸かすことができます。

2000年代半ばから本格的な普及がはじまり、お財布にも環境にも優しい性能から次世代の給湯器として注目されています。

エコキュートのメリットは給湯にかかる光熱費を抑えられることで、電気でお湯を沸かすのでそもそもガス料金がかからず、さらに電気料金が割安になる夜間に集中して運転するため、安くて少ない電力の効率的な使用によって電気料金の削減にも貢献します。

エコキュートのメリット

また、エコキュートの多くがHEMS(Home Energy Management System ホーム エネルギー マネジメント システム)に対応しているため、家庭でどれくらいエネルギーを使っているのかを管理することができ、エネルギーの見える化という部分も人気になっている理由の一つです。

エコキュートは沸かしたお湯を貯湯タンク内で保管しているため、地震などの災害で断水しても取り出して使うことができます。ただし、貯湯タンクで保管されているエコキュートのお湯は飲用できませんので、あくまでお風呂やトイレでの使用が原則です。

エコキュート内のお湯は飲めない

再生可能エネルギーを活用したエコキュートは地球環境対策に適しており、これからの給湯器のスタンダードになることは間違いありません。

「地球環境に対して何か取り組んでみたいけれど余計な出費はしたくない…」と悩んでいた人も、給湯器をエコキュートに替えるだけで簡単に、しかもお得に取り組むことができます。

エコキュートの使用可能湯量

エコキュートの使用可能湯量

エコキュートはどのメーカーであってもエコキュートには貯湯タンクの容量が設定されており大きく分けて以下の3種類があります。

  • ・370リットル
  • ・460リットル
  • ・550~560リットル

これらはあくまでも一度に貯められるお湯の量なので、追加給湯によって実際に1日に使用できる量は容量×1.7~1.8倍となります。(ただし、水温によって最大使用可能湯量は変わります。)
エコキュートが実際に使える湯量

リットル換算されてもピンとこない人向けに一人当たりの1日のお湯使用量の目安を紹介すると、お風呂1回につき約180リットル、シャワー1回につき約80~100リットル、洗い物や洗面台の使用は1日で約30リットルとなります。
一人あたりのお湯の使用量

ご家族の人数が増えればこれらの回数も増えるため、使用するお湯の量も増えていく計算です。

3~5人のご家族の場合は1日で約650リットルのお湯を使用できる370リットルタイプ、4~7人家族の場合は1日で約850リットルのお湯を使用できる460リットルタイプ、さらに7~8人家族の場合は1日で約1,000リットルのお湯を使用できる550~560リットルタイプがおすすめです。

これら以外にもメーカーによっては370リットル以下のコンパクトなエコキュートもありますので、2人家族などで使うお湯の量が多くない家庭でも設置することができます。

エコキュート設置にかかる費用相場

エコキュート設置にかかる費用相場

エコキュートは比較的リーズナブルなタイプであっても工事費込みで35万円程度と、従来のガス給湯器に比べて値段が割高です。

貯湯タンクの容量や形状、オート/フルオートなどの製品によって変動しますが、実際にエコキュートに交換したときの価格帯は工事費込みで40万円~50万円が全体の半数以上を占めるといわれています。

少ない容量で給湯専用といったシンプルな機能に絞ったタイプであれば35万円程度、大容量でバブル入浴などの便利な機能を搭載したプレミアムなタイプであれば50万円以上が相場です。

また、新しくエコキュートを設置する場合は土台を整えるための基礎工事によって工事費用が割増しになることもあります。

そのため、自宅の環境でエコキュートを設置する場合にいくらくらい費用がかかるのか、施工業者に見積もりを依頼し、きちんと把握しておきましょう。

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ちなみにエコキュートの修理や交換にかかる費用についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください。

関連記事:エコキュートの交換工事の内容や費用相場、業者選びのポイントを徹底解説!

エコキュートのメリット・デメリット

エコキュートのメリット・デメリット

エコキュートのメリット・デメリットは以下のようになります。

メリット デメリット
・ガス代、電気代が安くなる
・環境にやさしい
・非常時にタンク内のお湯が使える
・初期費用が高い
・シャワーの水圧が弱い
・お湯が切れる可能性がある
・設置場所が必要
・夜間に稼働音が聞こえる

メリットに関しては「ガス代、電気代が安くなる」「環境にやさしい」「非常時にタンク内のお湯が使える」ということでこれは前述した通りです。

一方で、エコキュートにすることでデメリットも存在します。

初期費用の高さは前述しましたので省きますが、シャワーの水圧について、直圧式のガス給湯器と比較すると、貯湯式のエコキュートのシャワーの水圧は最大でも約半分程度まで弱くなります。

そのため、シャワーの水圧を強くしたい場合は、高圧力型のエコキュートを選ぶといいでしょう。

また、エコキュートは貯湯タンク内のお湯が無くなってしまうと水しか出ず、そうなるとまた水から温めることになってしまい、時間がかかる上に電気料金が割高な日中に急速運転すればせっかくの省エネ機能を活かしきれません。

それ以外にも、エコキュートを設置する場合はそれなりのスペースが必要になり、例えば地震などが来ても倒れないようなコンクリート基礎工事を行う必要があるケースもあります。

また、エコキュートは基本的にお湯を使うことが少ない深夜・早朝に稼働するため、40デシベルという小さな音ではありますが、寝室の隣にあったり、隣家が近い場合にはその被害を受ける可能性があります。

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エコキュートでどれくらいお得になるの?

エコキュートでどれくらいお得になるの?
「給湯器」には大きく分けて次の4種類があります。

  • 電気温水器(電気で給湯)
  • ガス給湯器(プロパンガス/都市ガスで給湯)
  • 石油給湯器(灯油で給湯)
  • エコキュート(再生可能エネルギーと電気で給湯)

各エネルギーの1GJあたりの単価をもとにすると、それぞれ給湯にかかる光熱費は石油給湯器、エコキュート、都市ガスを使用したガス給湯器、プロパンガスを使用した給湯器、電気温水器の順で高くなります。

電気温水器と同じく電気を使って給湯するエコキュートですが、再生可能エネルギーの併用によって実際の電気使用量は2.5倍ほど抑えられます。

給湯にかかわる年間の光熱費を比較すると、電気温水器では約98,000円、都市ガスを使用したガス給湯器では約81,600円、プロパンガスを使用した給湯器では約50,300円、最も安価とされる石油給湯器では約34,000円と試算されますが、エコキュートは約37,000円と石油給湯器に次いで安くなります。

給湯に関わる年間の光熱費

もちろん実際のお湯の使用量や貯湯タンクのサイズによっても異なりますが、いかにエコキュートの省エネ機能が優れているかが分かります。特にプロパンガスを使っている地域ではオール電化とエコキュートへの交換をセットで行うことで、まずお得になることは間違いありません。

家庭でのエネルギー消費量の約3分の1を「給湯」が占めるといわれているほど日々の暮らしに欠かせないお湯だからこそ、優れた省エネ性能が家計の助けになるといえるでしょう。

ほかにも自宅がオール電化の場合はガスの基本料金がなくなるなどさらにお得に使う方法もありますが、1番のポイントは「1台のエコキュートを長く使うこと」に尽きます。

せっかくランニングコストを抑えられても、予期せぬ故障や修理などで費用が嵩んでしまっては元も子もありません。購入・設置の際には保証期間サービスを利用し、専門業者による定期メンテナンスを欠かさず行いましょう。

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同じものを長く大切に使うことでより大きな恩恵を受けられるエコキュートは、まさに現代の地球環境に合った次世代の給湯器といえます。

まとめ

エコキュートは容量や機能だけでなく、依頼する業者によっても費用が変わります。

中には悪質な業者も存在し、相場よりも高い値段で購入させられてしまうなど被害に遭うケースもあります。「初期コストが無料」「本日契約すれば割引サービス」などの売り文句には注意し、支払総額が100万円を超える場合は特に警戒してください。

安易に即決せず、相見積を取るなどして製品・業者ともによく吟味したうえで購入することが大切です。

日々の暮らしに欠かせない大切な給湯器だからこそ、信頼できる業者を選び、ライフスタイルに合った製品を見つけてください。

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