給湯器交換で起こる悪質なトラブルの事例
悪徳業者による悪質なトラブルは数多くあります。
今回はトラブルの事例について、よくある以下の2つのケースをご紹介します。
- ・手抜き工事をされる
- ・高額な工事費用を請求される
事例① 手抜き工事をされる
1つ目は手抜き工事をされる事例です。
給湯器の交換を行うためには、国家資格が必要になります。
例えば、LPガスを使用するための設備を導入する際に必要となる「液化石油ガス設備士」という資格があります。
国家資格以外にも、「簡易内管施工士」や「第二種電気工事士」など…
給湯器交換をするために必要となる資格はかなり多いことがわかります。
しかし、最近の悪徳業者ではこうした国家資格を持たずに施工してしまうケースもあるのです。
『未資格の業者に任せてしまうことで、止水栓が取り付けられていない、耐震用アンガーボルトもない、タンク上部固定もない…』
このように、完全な手抜き工事をされてしまったケースもあります。
事前に担当業者が資格保有者であるのか確認しておくことが大切です。
事例② 高額な工事費用を請求される
2つ目は高額な工事費用を請求される事例です。
給湯器の交換では、依頼する業者によって金額が異なることもあります。
工事費用としては3万円~6万円が相場といわれていますが、エコジョーズ等の給湯設備になると、約30万円ほどです。
しかし、高額な工事費用を請求される事例では、「付け替え工事は40万円」とかなり大きな額を提示されたケースがあります。
また、見積もりの内容を「一式」と曖昧にしておくことで、追加工事費として後々請求してくることもあるそうです。
極端に高額な請求や、項目があいまいで判断のしづらい場合は、トラブルを招く原因になりかねません。
内容や項目の詳細を聞き返し、必ず確認しておくようにしましょう。
悪質なトラブルが起きてしまった時の対応
給湯器交換の際、悪質なトラブルに巻き込まれてしまった時の対応をご紹介します。
まず、悪質だと感じた際には、すぐに消費者生活センターに相談してください。
請求に納得できない場合は、その場で支払いを断ることも大切です。
支払いを終えてしまっても、クーリングオフ制度が適応できる可能性もあります。
焦ってしまうと、冷静に判断ができなくなくなることも多いでしょう。
ですので、消費者生活センターに連絡し、正しい判断をするためにも指示を待ちましょう。
消費者生活センターについての情報は、下記よりご参照ください。
給湯器交換時に起こる悪質なトラブルの予防法
上記では、トラブルの事例やトラブルが起きてしまった時の対応を紹介しました。
しかし、トラブルが起きないに越したことはありません。
悪徳業者の罠に陥らないためにも、以下の行動を起こすことを心がけましょう。
- ・予防法① 給湯器交換の相場を知る
- ・予防法② 口コミ・評判を調べる
予防法① 給湯器交換の相場を知る
悪徳業者を見分ける1つ目の予防法は、給湯器交換の相場を知ることです。
給湯器交換でよくあるトラブルのひとつには、高額な工事費用の請求がありました。
しかし、金銭面のトラブルは高額請求だけではありません。
見積もりの金額をあえて安く提示して呼び込み、追加工事費として後々請求してくる場合もあります。
つまり、金額が高すぎても安すぎてもトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるということです。
給湯器交換の相場を知り、支払いをする前に異変に気づくことで、トラブルを予防することができます。
トラブルの事例でもご紹介しましたが、給湯器の工事費用としては3万円~6万円が相場と言われています。
ちなみに、この工事費用とは既存と同じタイプの給湯器交換時にかかる金額です。
給湯器の種類に変更がある場合は、1~2万円追加料金が発生することもあります。
こうした項目を押さえ、追加費用が必要なものなのか不要なものなのかを見分けましょう。
エコジョーズ等の給湯器を新たに設置する場合は、約30万円かかることもあります。
しかし、交換工事のみの相場は3万円~6万円ということを抑えておいてください。
予防法② 口コミ・評判を調べる
悪徳業者を見分ける2つ目の予防法は、口コミ・評判を調べることです。
給湯器交換業者を選ぶためにインターネットで検索して調べることが多いと思います。
その際、業者への口コミや評判をチェックしておきましょう。
チェックする際に特に意識しておくべきポイントは以下の4点です。
やはり、口コミの総量が多ければ施工実数の多さにもつながることから、給湯器交換業者の信憑性は高まります。
また、資格を持っていないような業者の対応はいい加減になってしまうでしょう。
ですので、スタッフの対応がどうであるのかを知っておくことも重要です。
加えて、アフターサービスの充実は見ておくべき項目になります。
優良な業者であれば、10年間の保証サービスがついていることもあります。
給湯器のトラブルは何が起こるかわかりません。
ですので、アフターサービスが充実は良い業者か悪徳業者かどうかを判断できる1つの材料になります。
しかし、ネット上には不確かな情報があることも事実です。
近年では、正規の業者を偽るような口コミを意図的に作り出しているサクラ行為もあります。
悪徳なサクラを見抜くためにも、実績の証明となるような写真が記載されている口コミを参考にしましょう。
口コミ・評判の情報は、あくまでも参考の一つとして考えるようにしておくことが大切です。
信頼できる給湯器交換業者を選ぶ方法
トラブルの予防を理解したあとは、信頼できる給湯器交換業者を探す必要があります。
そこで、給湯器交換業者を選ぶポイントを2点ご紹介します。
- ・方法① 相見積もりをとる
- ・方法② 応急処置をして慌てずに業者を呼ぶ
方法① 相見積もりをとる
信頼できる給湯器交換業者を選ぶ方法の1つ目は、相見積もりをとることです。
比較を行うことで、悪徳業者を見分けることはもちろん、各家庭にあった業者を選ぶことができます。
相見積もりを行う際のポイントは、以下の3点になります。
相見積もりを取るためには、同じ条件で比較することが必須です。
その際に、見積もりの項目の詳細を聞いておくと良いでしょう。
なぜなら、どの項目がどれくらい高くなっているのかが分かるからです。
例えば、項目に「一式」とまとめられている場合があります。
悪徳業者はこうした曖昧な項目の中に不当な追加費用を隠す傾向があります。
不当な追加費用を見抜くためにも、業者の方に説明してもらえるよう質問してみましょう。
また、相見積もりを取っていることは、各業者に伝えておくほうが良いです。
業者によっては、見積もりを出す際に給湯器の注文を行うこともあります。
信頼できる業者を探すためにも、こうしたリスク回避をしておくことが大切です。
方法② 応急処置をして慌てずに業者を選ぶ
信頼できる給湯器交換業者を選ぶ方法の2つ目は、応急処置をして業者を選ぶことです。
給湯器の故障はいつ起こるかわからず、突然起こってしまうことも多くあります。
その際、広告に表示されている金額しか見ずに選ぶことや、何も調べずに業者を選ぶことは、悪徳業者の思うツボです。
応急処置をし、慌てずに業者を選ぶようにしましょう。
給湯器が故障する原因はいくつもあります。
応急処置はその原因に合わせて対応してください。
例えば、給湯器が故障するとリモコンにエラーコードが出ることもあります。
メーカーごとに内容が異なりますので、家庭で使用しているメーカーのエラーコードの指示に従って対応しましょう。
おすすめの給湯器交換業者
このように、信頼できる業者を選ぶためには事前に調査をして比較してみると良いです。
今回は、おすすめのポイントとご一緒に、給湯器交換業者を2つご紹介します。
イースマイル
引用元:イースマイル
おすすめポイント
- ・’’早朝、深夜料金なし””の365日24時間営業!
- ・駆け付け最短20分、修理交換最短45分、’’驚異の速さ’’!
イースマイルは、早朝深夜料金のかからない365日24時間営業が魅力的です。
加えて、最短20分で駆けつけることができ、修理交換の時間も45分と給湯器交換業者の中でもトップクラスを誇るスピードです。
夕食時で忙しい時に短時間で終わらせたい方や、早朝や深夜に故障してしまった方には、短時間で追加料金がかからないため、非常におすすめです。
クラシアン
引用元:クラシアン
おすすめポイント
- ・有名メーカーの給湯器を89%オフで提供できる’’低価格’’!
- ・キャッシュレス決済やコンビニ決済など’’支払い方法’’が豊富!
クラシアンは、数多くの有名メーカーを低価格で提供できることが魅力的です。中には、驚異の89%オフの給湯器もあります。
しかしながら、給湯器交換は決して安価とはいえません。そこで、QRコード決済など数多くの支払い方法に対応できる点は、非常に助かるポイントです。
低価格での給湯器交換をしたい方や、現金以外で支払いを行いたい方に非常におすすめです。
まとめ
給湯器は各家庭にある重要な設備ですから、トラブルがないようにしておきたいものです。
ですので、給湯器が故障してしまっても、慌てず慎重に判断していく必要があります。
決して安いものではなく大切な家庭の設備だからこそ、よく検討して信頼できる業者を選びましょう。
まずは無料相談!全国対応&水道局指定のおすすめ業者
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