4月13日にいよいよ開幕を迎える「大阪・関西万博(以下、万博)」。その会場の広さは、なんとドーム球場約7個分となる155haというからすごい!会期中は万博でしか見られない特別展示をはじめ、ショーやライブイベントも連日開催されるなど、見どころは尽きません。
万博に行くにはチケットを購入する必要がありますが、「どこから購入するの?」「どうやって購入すればいいの?」といった疑問を持っている人もいるのでは。
そこで今回は、ライター自身が万博チケットを実際に購入してみることに!購入の手順についても詳しく解説します!
万博来場までの流れを3ステップで確認!
万博チケットを購入する前に、まずは来場までの流れを3つのステップでご紹介します。
まずは「万博ID登録」。登録するとマイページが作成されて、チケットの管理が簡単に行えるようになります。次に「チケットの購入」。購入したチケットは、マイページで確認可能です。チケットを購入したら、最後に「パビリオンなどの観覧予約」を行います。
ちなみにパビリオンなどの観覧予約は、希望がある場合のみでOK。そのため、万博に行くための必須ステップは実質「万博ID登録」と「チケットの購入」の2つだけ!
思っていたよりシンプルな手順ですね。事前に会員登録が必要なテーマパークやライブチケットの購入方法と大きく変わらないので気軽にできそうです!
STEP①万博IDを登録する
最初のステップは「万博ID登録」です。万博IDとは、大阪・関西万博で提供されるサービスへのログインに必要なID。一度登録しておけば、チケットの購入や管理はもちろん、万博に関連するさまざまなサービスも利用できます。
まずは登録サイトにアクセス。「利用規約」に同意して先へ進みます。
続いて万博IDに登録する「メールアドレス」を入力。このとき、dアカウントやLINE、X、Facebook、Google、Appleなどの外部のアカウントを用いて登録もできます。どちらか好きな方を選びましょう。
メールアドレスで登録した場合は、アドレスに確認用に送信されるメールを確認します。
メール本文のURLをクリックして開いたページから登録作業を続けます。ログイン時に用いる「万博ID」は好きな文字列でOK。セキュリティのため、メールアドレスとは異なる文字列にしておきましょう。
さらに、「パスワード」と「姓」「名」「電話番号」「生年月日」「居住国・地域」など、基本情報を入力。ここで「メール配信」にチェックしておくと、万博関連のイベント情報などが届くようになります。
「確認する」を押して、入力情報を確認・登録すれば完了です。
一般的なサイト登録などと同じような流れだったので、難しいと感じる点は特になく、画面の案内通りに進めていけばサクッと登録できました!
STEP②チケットの購入
先ほど登録したアカウントで初回ログインをしたら、「チケットの購入」に進みます。
すでに来場する日時を決めている場合は「来場日時を指定して購入」、来場する日時をまだ決めていないなら「来場日時を指定せずに購入する」を選択します。チケットを購入した後であらためて来場日時を設定できるので、仕事の都合などでどの日に訪れるか今は決められないという場合でも安心です!
次にチケットの種類を選択します。4月12日(土)までは前売り券が販売中。4月13日から4月26日まで入場可能な「開幕券(大人4,000円)」のほか、4月13日から7月18日まで入場可能な「前期券(大人5,000円)」、会期中いつでも1回入場できる「早割一日券(大人6,700円)」の計3種類で、チケットをおトクにゲットできます。
ほかにも「通期パス(大人30,000円)」や「夏パス(大人12,000円)」といった、何度も足を運びたい方におすすめの複数回パスなど、さまざまなチケットが用意されています。
今回は大人4,000円の「開幕券」を1枚購入してみます。
券種・枚数を選んで、カートにチケットを追加。来場日時が決まっている場合は日時を指定した上で券種・枚数を選択します。
カートの確認、購入内容の確認をすませたら、最後に決済手続きへ。支払い方法はクレジットカードのほか、コンビニエンスストア払いも可能です。今回はクレジットカードを選択し、カード番号や有効期限などを入力。このあたりは一般的なECサイトでの買い物と変わりませんね。
あっさりとチケット購入完了。サイトは見やすく、手順も丁寧でわかりやすいので、ここでも特に迷うことなく購入できました。
なお、購入したチケットはメニューの「マイチケット」で管理できます。購入時に来場日時を指定しなかった場合は、ここからいつでも来場日時の選択が可能です。カレンダーでは、地下鉄等で会場に来場する場合の「東ゲート」、シャトルバス等で会場に来場する場合の「西ゲート」それぞれの混雑具合も表示されるので、日時選択の参考にしましょう。
万博担当者のワンポイントアドバイス
4月5月が比較的空いており気候も良いため、会期の前半が特におすすめ!過去の万博でも後半にかけて混雑する傾向があるので、前半がねらい目です。
さらに、平日の方がより空いているのでゆったり楽しめますよ!
また、前売り券はお求めやすい価格設定になっています。少しでも迷っている方は、前売り券を事前購入して万博をおトクに楽しんでくださいね!
STEP③パビリオンなどの観覧予約
最後に、より万博を楽しむためにおさえておきた「パビリオンなどの観覧予約」についても解説します。
予約不要で楽しめるパビリオンやイベントもたくさんありますが、せっかく行くならいろいろ楽しみたいですよね。万博では日によって開催されるイベントが異なるため、何度訪れても違った楽しみがあるのです!
予約の前に、この時点で来場日時を決めていない場合は、日時指定が必要です。チケットサイトにログインし、「マイチケット」から購入したチケットを選択して来場日時を選択。すると、予約できるようになります。
それでは予約していきましょう。まずはチケットサイトにログインして、「マイチケット」メニューを選択。「まとめて予約・抽選に申し込む」を開くと、「2か月前抽選申込」「7日前抽選申込」「空き枠先着申込」といったメニューが表示されます。
①「2か月前抽選申込」は、来場日の3ヶ月前から2ヶ月前の前日までの期間に受け付けている抽選申込です。たとえば7月3日に来場するのであれば、4月3日から5月2日までが申込期間となります。
②「7日前抽選申込」は、来場日の1ヶ月前から8日前までの期間に受け付けている抽選申込です。たとえば7月3日に来場するのであれば、6月3日から6月25日までが申込期間となります。
③「空き枠先着申込」は、パビリオンやイベントの予約枠に空き枠がある場合に、来場日の3日前から前日の朝9時までに申込みができます。
該当の抽選申込を選択したら、
「予約したいパビリオン・イベント」を選択。
抽選リストの画面へ戻り、「この内容で抽選を申し込む」ボタンを押せば完了です。
抽選の結果は、メールまたは万博サイト内の「メッセージ」から確認できます。
大阪万博で特別な体験を思う存分楽しもう!
ここまでの手順がすべて終了したら、当日は「マイチケット」から表示できるQRコードをかざして入場するだけ。今からワクワクしますね!
万博のチケットを購入して感じたことは、よくあるサイトの会員登録やチケット購入方法と特に変わらないということ。実践するまでは複雑そうなイメージがありましたが、どの手順でも迷うことはありませんでした!
万博の会場はとても広く、1日では回りきれません。ただ、めったにない機会ですから、できるだけ多くの展示やイベントをチェックしたいもの。まずは1度足を運んで雰囲気を味わい、2度3度と訪れて、その日だけの回り方で楽しむのもおすすめです!この機会にぜひチケット購入を検討してみてはいかがでしょうか。