広島県・竹原市吉名地区にある「農家レストラン西野」は、おばあちゃんたちが営む農家レストラン。吉名の特産品のジャガイモ「まるきっちゃん」をはじめ、地元の野菜や米、瀬戸内海の魚などをふんだんに使った家庭料理が人気です。どこか懐かしく、食べるとほっとするおふくろの味を求めて、県内外から訪れるお客さんも多いとか。「お惣菜をおいしく作る秘訣は、食べる人のことを想って作ること」と話すみなさん。今日も古民家のレストランには、おばあちゃんたちの元気な笑顔が溢れています。
のどかな里山にある農家レストラン。料理人は元気なおばあちゃんたち!
「ようきんさった!」
趣のある古民家に入ると、人懐っこい広島弁とともに、おばあちゃんたちがとびきりの笑顔で迎えてくれます。ここは、広島県・竹原市にある「農家レストラン西野」。毎週土曜・日曜におばあちゃんたちが作る家庭料理をバイキング形式で提供するお店です。
地元産の新鮮な野菜やお米、瀬戸内で獲れた魚介などを使い、30品ほどの料理でもてなしてくれます。古民家ならではの建具や床の間などがそのまま残る店内は、まさに田舎のおばあちゃん家を訪れた気分に。お客さんは県内外から訪れ、手作りの料理とともに、のんびりとした時間を楽しんでいます。
幻のジャガイモを広めたいという思いからお店をオープン
「おばあちゃんたち、みんな元気でしょ。お客さんと話をしたり、料理を食べてもらうことが楽しみなんですよ」。
そう話すのは、この店のオーナーでもある西野弘美さんです。この店がオープンしたのは15年前の2007年。ジャガイモ農家へと嫁いだ弘美さんが、ジャガイモ料理を出すレストランを開きたいと思ったことがきっかけでした。
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