Twitter配信番組・家族会議型バラエティ「竹山家のお茶の間で団らん」の第12回が7月29日の21時に配信された。パパ役のカンニング竹山さん、ママ役の篠田麻里子さん、娘役の越智ゆらのさんの3人が、毎回さまざまなゲストを招いてトークを繰り広げる本番組。今回のテーマは「公認心理士にお悩み相談」。いつものゆる~い内容とはちょっと趣向が違うようだが……?

竹山家の3人が「周りの目を気にするか?」の心理テストに挑戦

「最近生きづらい世の中じゃないですか?」と竹山パパが話し始めると、「うんうん」と頷く麻里子ママとゆらの。「SNSが増えて誹謗中傷が多くなったし」(ゆらの)、「芸能人じゃなくても、一般的に傷つくことが多い」(麻里子ママ)など、竹山家の3人も、悩みを抱えているようだ。

そこで竹山パパが番組に招いたのが、公認心理士の山名裕子先生。公認心理士は心理職初の国家資格で、専門知識と技術を使い、心の健康をサポートする専門職だ。山名先生は、日々、悩む人々のカウンセリングに携わってきたそう。そんな山名先生が最初に3人に示したのは、簡単な心理テスト。このイラストが何に見えるかで「周りの目を気にするかどうかの度合い」がわかるのだとか。

竹山パパとゆらのが選んだ答えは「周りの目を気にする度100%」、麻里子ママが選んだ答えは「気にする度40%」だった。麻里子ママは「めっちゃ合ってます! これだと思ったら、周囲を気にせず突っ走ってしまうんですよね……」とその結果に驚いた様子だった。

ゆらのの悩みは「周りに気を遣いすぎてしまう」

山名先生に竹山家のそれぞれが抱える悩みを相談する場面では、ゆらのから「周りに気を遣いすぎてしまって疲れてしまう」という言葉が……。山名先生によると、この悩みも非常にカウンセリングで多いのだそう。街頭インタビューでも「LINEが苦手で返信に気を遣って3時間かけてしまう」など、83%が周りに気を遣いすぎて疲れてしまうと回答していることがわかった。

山名先生は、この悩みを心理学の「返報性の原理」という専門用語で解説。

  • 心理学の「返報性の原理」

相手から受けた施しに対し、お返しをしたいと感じる心理のことだが、自分が気を遣うから相手も気を遣ってほしいと気を遣い合い、結果的に居心地の悪い空間になることもあるのだとか。

「自分が楽しめば相手が楽しむことにもつながるので、あれこれ気を遣うより、楽しくその場にいることを心掛けると、みんなが楽になる」とアドバイスした。

これに対し、ゆらのも「確かに気を抜いた時の方が楽しく上手くいったりする。これからは意識的に心がけていこうと思う」と納得した様子だった。

麻里子ママは「子育て中、周囲の目が気になる」という悩みが

続く麻里子ママのお悩みは「子育て中の周りの目が気になる」というもの。街頭アンケートでは、周囲の目を気にするあまり、自分の子供を叱ってしまったという人も約45%いることが明らかに。

周囲の目がプレッシャーになり、いつもよりキツい言い方になることに悩むママも多いそう。こうした状況について山名先生は「迷惑をかけないように、周囲に尊重しているというスタンスを見せることで、良心的な目で見てもらえるようになる」という対処法を提案した。

竹山パパの悩みは、「たばこを吸っていることで悪く思われていないか気になる」

最後は竹山パパのお悩み。愛煙家の竹山パパは「たばこを吸っていることで、関係のないところまでマイナスイメージを持たれているのではないか」という思いがあるという。

街頭インタビューで「竹山パパはたばこを吸うけれど、人柄は悪く感じますか?」と聞いた結果を、固唾を飲んでみていた竹山パパ。「陰でコソコソ隠し事をしてそう。不倫とか」というコメントには「たばこでそこまでいく……!?」とびっくりする場面も。しかし「人柄は悪く感じない」と93%が答えていたことにホッと胸をなでおろした様子をみせた。

さらに「たばこを吸うか、吸わないかで評価が変わるか」を街頭インタビューした結果では、それだけで、その人に対する評価は変わらないと88%が回答。麻里子ママ、ゆらのも「たばこを吸っているからって、全然その人のイメージは変わらない」と答えた。

街の人々の声を聞いて、竹山パパは「ちょっと気にしすぎていたかも?」とホッとした様子。山名先生も「何かひとつだけで人の印象が変わるかもと思い込んでいる人は多いんです。でも、それだけで評価は変わらないことに安心してほしいですね」と語った。

第一印象や評価は何で決まるか街頭インタビュー!

街頭インタビューでは、「挨拶。初めて会ったときの一言目の挨拶ができるかできないか」「身だしなみ、スーツのシワとか」「顔」「清潔感」といった声が集まった。

竹山パパの第一印象について「脂っこそう。爽やかさはないですね」「パーマが似合ってない」などのダメ出しには竹山パパもタジタジの様子であったが、一方「メッチャ変わった。メガネの形が変わって賢そうにみえる」という高い評価もあった。

また、他人の「人となり」を評価するときに何を見るかというアンケート調査では「周りへの気配り」「きちんと挨拶をする」「マナー」「身だしなみ」が上位に並んだ。

「私は笑顔を見ます!」と答えるゆらのの声を受け、山名先生は「視覚情報を見る人が多いですね」とコメント。人と人とがコミュニケーションをはかる時、視覚情報を優先するという「メラビアンの法則」について解説した。

街頭インタビューの声やアンケート、山名先生の解説を聞いて竹山パパは「周囲への気配りや気遣いが大事だとわかった。でも必要以上に気にしすぎもよくないね」と納得した様子をみせた。

山名先生が、竹山パパが喫煙者でも街の人はイメージを悪く思っていなかったこと、周囲へ気を遣う姿勢やスタンスがあることを評価すると、「(私は)イメージ良かったらダメなんですよ! 嫌われ役として売れたんですから!」と言い残し、本番中にもかかわらず、たばこを吸いにスタジオを抜け出す竹山パパなのだった。

  • 本番よろしく! とたばこを吸いにスタジオを抜け出す竹山パパ

本編の視聴は番組公式アカウントから!

悩みの解消方法がわかり、すっきりした様子の竹山家の3人。人の目を気にしたり、気疲れしてしまうのは、多くの人に当てはまることがわかった。ちょっと気持ちが重くなったら、今回の山名先生のアドバイスを思い出してみてはいかがだろうか。

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