体内でほとんど作れない栄養素・ビタミン！ココロとカラダの元気を維持するための食生活

体が不調のため仕事がはかどらなかった、趣味などプライベートな時間を十分に楽しめなかった、という経験をしたことはありませんか? この１年は、外出の自粛やマスク生活、テレワークや時差出勤など、これまでとは異なる日常にストレスを感じてしまった人も、少なからずいると思います。日常を全力で楽しむには、ココロやカラダの健康も重要。では、どのようにして体調を整えればよいのでしょうか? さまざまな手段がある中のひとつが、食生活の見直し。特に「ビタミン」を摂取することが、ココロとカラダの元気につながるかもしれません。

食生活の見直しが健康につながる

厚生労働省が開設した生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」によると、ビタミンはエネルギー産生栄養素に比べ微量ではあるものの、人体の機能を正常に保つため必要な有機化合物(※1)。また、人間の生命活動を営むため必要な成分である五大栄養素のひとつで、特に身体の調子を整えることにつながるとされています(※2)。そんな栄養素でありながらも、体内ではほとんど合成されません。つまり、ビタミンは食物から摂取する必要があるようです(※1)。

※1「e-ヘルスネット」ビタミンの項目より参照 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
※2厚生労働省「特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラム」より参照 https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/info03k-04.pdf

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ストレス解消のための偏食→ビタミン不足になりがちな私たち

「じゃあ、ふだんの食事でビタミンを取るようにしよう！」……とは思っても、栄養バランスの整った理想的な食事を毎日取るのは大変ですよね。限りある人生。できるだけ好きなものを食べて過ごしたい気持ちも、大いにあります。自宅で過ごす時間が多くなった今、食事がストレス解消のひとつとなっていて、これまで以上に好きなものを食べがちという人も少なくないと思います。実際、マイナビニュースが読者に行ったアンケートでは、約４割の人がコロナ禍をきっかけとした偏食を自覚しているという結果に。（※3）「カップラーメンの頻度が増えた（27歳・男性・専門職）」「自宅でついつい間食を食べすぎてしまう（39歳・男性・営業職）」といった意見も寄せられました。筆者も外出回数を減らすため、日持ちして手軽なインスタント食品を昼食にしてしまうことが多いです。

そうなると1日に必要な栄養素は偏ってしまいがち……。もちろん、ビタミンを犠牲にしたくはないけども、栄養素ばかりを気にして変なストレスを感じたくもない！今の食事にプラスして無理なく食生活を変えられるなら、それに越したことはないです。いったい、どうすればいいんだ……。

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※3アンケート出典： 2021年5月実施のWebアンケート／20～49歳の男女202名／マイナビニュース調べ

ふだんの食事にプラスして無理なく食生活を変える