小栗旬さんと青木崇高さんが出演するCMのシリーズ「Thinking Man」の第一弾であるプロローグがネット上で話題となり、1000万回再生されている。この動画を提供する三井住友カードは「Have a good Cashless.」をキーメッセージとしてキャッシュレス決済の浸透を目指している。小栗旬さんが演じる青年は、旅人との掛け合いによって「お金とは何なのか」について考え始める。

荒野に立つ旅人は、青年にできるだけ遠くに跳ぶように伝える。青年は2度目に跳ぶ際にポケットから「お金」(お札と硬貨)を取り出す。すると、1度目より遠くに跳べたのだった。現金とは、持っていると安心も不安も同時に持ち合わせることになる「奇妙な」ものなのかもしれない。

「現金を持っているから安心」それ本当?

この動画のテーマは「お金」。日本では現金への信頼性が非常に高い。精密な貨幣を造幣しており偽札が出回ることは稀。お釣りで騙されて損することも少なく、どこでも使える点で現金は魅力的だ。ただデメリットとしては、財布からなくなるたびにATMで引き出さなければいけないことや、盗まれればなくなってしまうので大金を持ち歩くのは怖い、という点もある。銀行口座にお金は入っているのに、「あ、今日持ち合わせがない……」と青ざめたことがない人の方が珍しいのではないか。「お金」という存在を意識した時、人は心の中で制限がかかるのだ。

それを解決してくれそうなのが、最近頻繁に耳にする「キャッシュレス決済」。これはクレジットカードや電子マネーなど、「現金を使用せずに決済する方式」のことである。事実、都市圏をはじめ利用率が年々上昇しており、2018年の「キャッシュレス・ビジョン」(※1)において、「2025年に向けて、キャッシュレス決済比率を倍増し、4 割程度とすることを目指す」ことが閣議決定されている。

キャッシュレス決済の強みは、現金と同じように支払いができる安心感はそのままに、「大金を持ち歩くのが怖い」「手持ちの残金が足りないかもしれない」「財布が小銭で重くなってしまう」といった不安感や煩わしさを払拭してくれることだ。キャッシュレス決済を使うことは、心を自由にするという意味を持っているかもしれない。そしてこのムービーの中の「青年」は、現金とキャッシュレスの過渡期にある、今の時代を生きる私たちのこと……なのかもしれない。

全4話が公開されており、当作品はその中のプロローグとなっている。全編を通じて今まで信頼感を寄せていた「現金」の気づかなかった側面や、キャッシュレスとどう使い分けていったらいいのか、など様々な角度からお金について考える機会を提供してくれる。

続編の動画もご覧になりたい方は特設サイトから視聴できる。

※1 「キャッシュレス・ビジョン」(経済産業省 2018年4月) https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

[PR]提供:三井住友カード株式会社