2019年、令和の梅雨は長かった。

東京都心は過去最長、19日連続で日照時間が3時間未満という記録をみせた。例年よりも梅雨明けが遅れ、いまひとつパッとしない空模様が続く毎日だったはずだ。

休みの日でも、つい外に出かけるのが億劫になってしまう人も多いことだろう。 しかし、実はそんな雨の日にしかない美しさもあるのだ。

それを教えてくれる作品が、7月19日より公開された新海誠監督の最新作『天気の子』だ。「雨が降り止まない東京」が舞台になった作品であり、雨の描写を繊細に表現した美しい世界観が特徴的だ。長い梅雨となった今年にぴったりの作品なのである。

  • ※画像クリックで詳細へ

そこで今回、マイナビニュースでは「雨」をテーマに写真を撮り歩いてみることに。 フォトジェニックスポットでの華やかな写真が並ぶ中で、毎日の風景から美しい東京を切り取っていこう。 『天気の子』でも描かれる雨の東京は、どんな景色を見せてくれるのだろうか。

『天気の子』 大ヒット上映中
  • ※画像クリックで詳細へ

醍醐虎太郎 森七菜 本田翼 / 吉柳咲良 平泉成 梶裕貴 倍賞千恵子 / 小栗旬
原作・脚本・監督:新海誠 音楽:RADWIMPS 製作:「天気の子」製作委員会 (東宝 コミックス・ウェーブ・フィルム STORY KADOKAWA ジェイアール東日本企画 voque ting ローソンエンタテインメント) 制作プロデュース:STORY inc. 制作:コミックス・ウェーブ・フィルム 配給:東宝

街と雨、傘と水滴。

雨が降った7月のある日、都心へとやってきた。

高層ビルに囲まれた都心の空はやはり狭い。雨ともなると空が灰色に染まり、余計に狭く暗く感じてしまう。傘越しに見上げると、無機質なビルやクレーンがいつもとは違った表情を見せる。雨の日と晴れの日で、まったく異なる印象を受けるのが東京という街だ。

雨の日ならではの光景といえば、無数の傘がひしめき合う交差点。

曇り空が反射しビニール傘の白色が集まり、街中がいつもより白く染まる。 まるで、たくさんの海月が漂っているよう。モノトーンだらけの傘の群れに時折、赤や青が差し色のように浮かび上がる。

歩くのには少し窮屈だと感じるかもしれない。 しかし、それで終わらせるにはもったいない空間を作り出してくれているはずだ。

自分だけ雨に包まれる、特別な気持ちになる。

雨の街を車内から眺めると、雨に包まれているように感じられる。

車内がまるで外とは別世界にように感じられるからだ。晴れの日だとそうでもない。ガラス窓を伝う雨粒が車内と外を隔ててくれるからかもしれない。 外を歩く人と離れ、自分だけの世界を東京の中心に作ってくれる空間のようにも思える。

大通りを抜けた先に広がる「静寂」が心地よい。

東京も高層ビルばかりではない。ちょっと路地に入るだけで人情味あふれる下町にたどり着けるはずだ。夜は賑やかになる飲み屋街だが昼間はしんと静まり返っている。たまに通る自転車がアスファルトの水たまりを跳ね上げる。

夜の東京を歩くときは「足元」に注目する。

雨の後にはオフィスビルの明かりが濡れた路面に映り込み、幻想的な光景を見せてくれる。雨の日にしか現れない、もう一つの東京だ。


・‥…━━━ ・●◯●・‥…━━━●◯●━━━‥…・


東京の雨をアニメ映像で観たい

何かと億劫になりがちな雨の日だが、だからこそ見られる景色もある。
そんな雨が魅せる、東京の魅力が存分に描かれているのが、映画『天気の子』だ。

  • ※画像クリックで詳細へ

同作品は『君の名は。』で知られる新海誠監督による待望の最新作。7月19日より大ヒット上映中。

本作の重要なモチーフとなっているのが、

「雨」。

主人公の帆高は高1の夏、離島から家出し、東京へとやってくる。しかし、生活は困窮し、孤独な日々を過ごす帆高。先の見えない不安な心情が、連日降り続ける雨という形で表現されている。

そんななか、都会の雑踏の片隅で帆高は一人の少女に出会う。

天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。
ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。

注目すべきはなんといっても新海誠監督ならではの美しい背景描写だ。光あふれる晴れの日はもちろん、どんよりとした曇り空や降り続ける雨模様までをも新海誠監督は美しく描いていく。

まさに、長い梅雨となった今夏にふさわしい注目作である。



・‥…━━━ ・●◯●・‥…━━━●◯●━━━‥…・



夏の暑さは本番を迎え、涼しくて気持ち良かった梅雨は去った。
これから外出が面倒になる人もいるかもしれない。

そんななかで外出をしなくても楽しめるネットクレーンゲーム「一番キャッチャーONLINE」から、『天気の子』のアイテムが登場する。


『天気の子』アイテムも登場
ネットクレーンゲーム「一番キャッチャーONLINE」

『天気の子』の公開を記念してバンダイスピリッツから新アイテムが登場。
ネットで遊べるクレーンゲーム「一番キャッチャーONLINE」でゲットできるプライズ景品だ。

ネットクレーンゲーム「 一番キャッチャーONLINE」
ネットでクレーンゲームをプレイできる、新しい形のバーチャルアミューズメント

「 一番キャッチャーONLINE」に登場するアイテムは、すべてネットのみで手に入る期間限定アイテム。
スマホからアクセスでき、忙しい人でも気軽に楽しめるゲームコンテンツだ。
(獲得景品は後日配送)

今回登場する「天気の子」アイテムはアクリルボードと3連プレートキーホルダー。アクリルボードは帆高、陽菜、凪の3人がジャンプしている場面と、陽菜が夕焼けの東京を見つめる場面の2種類となっている。どちらも映画本編で登場したシーンなので、鑑賞した人ならグッとくるはず。

  • 『天気の子』アクリルボード

3連プレートキーホルダーは帆高、陽菜、凪、猫のアメの4種類。可愛らしくデフォルメされたキャラクターに加え、作品タイトルが書かれたプレートや、傘や太陽、てるてる坊主などキャラクターを象徴するモチーフも付属する。

どちらもファンなら絶対に手に入れたいアイテムだ。 バンダイナムコIDの会員登録(無料)を行い「バナコイン」をチャージすれば、クリックまたはタップだけの簡単操作で景品をゲットすることができる。ぜひこの機会に手に入れてみては?

  • 帆高

  • 陽菜


  • 『天気の子』3連アクリルプレートキーホルダー

  • アメ


  • 『天気の子』3連アクリルプレートキーホルダー

(C)2019「天気の子」製作委員会

[PR]提供:BANDAI SPIRITS