掃除機をかけたばかりだというのに、気づくとじゅうたんの上にゴミや髪の毛が落ちてはいませんか? わざわざ掃除機をかけ直すのも面倒だけど、かといってそのままにするのは気持ち悪い……。今回はそんな時におすすめの「ゴム手袋を使った掃除術」をご紹介します。
使うのはゴム手袋だけ
今回用意するものは、ゴム手袋だけ。使い古したものでかまいません。片方しかない、という場合でもOKです。サイズは手にしっかりフィットしたものの方が、ゴミを絡め取りやすいのでおすすめです。
使い方は、手にゴム手袋をはめて、じゅうたんの上を軽くなでるだけ。早速、掃除機をかけて1日経った筆者宅のじゅうたんで試してみましょう。
ゴミの玉がとれる!
正直、ゴム手袋だけでキレイになるのかと半信半疑のままじゅうたんの上をなでること数回。だんだんとゴミが集まってきて、ホコリの玉になりました。じゅうたんの一部分だけ試すつもりが、あまりにもゴミが集まってくるのが面白く、だんだん掃除する範囲が広くなりました。
約50cm×50cmの広さをゴム手袋を使って掃除して取れたゴミです。びっくりするほどゴミが取れていることがわかります。
片手の手のひらの上に乗るほどゴミが取れました。よく見てみると、髪の毛やホコリのほか、ペット(猫)の抜け毛もしっかり取れています。筆者宅の掃除機はペットの毛を吸い取りにくく、掃除機をかけた後に粘着ローラーで仕上げ掃除しているのですが、今回の検証で、ゴム手袋でも代用できそうだと感じました。
ながら掃除にぴったり
ゴム手袋を使ったじゅうたん掃除はきれいになりますが、手作業のため、一部屋分を掃除するとなるとかなり大変です。でも、わざわざ掃除機を出すまでもない場合や、掃除機の音が気になる夜、狭い範囲の掃除などに使ってみるのはおすすめ。テレビを見ながらなど「ながら掃除」にもぴったりです。
年末、大掃除でゴム手袋を使用するときもあるかと思います。使い終わったあとは捨てずに、ズボラ掃除に役立ててみてはいかがでしょうか。
・ズボラ度……★★★☆☆
・清掃度……★★★★★
・大掃除に使いたい度……★☆☆☆☆
※評価は筆者の個人的な感想です
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