IT業界で働くエンジニアやプログラマーの仕事環境でよく聞かれる「常駐」とはどのような意味があるのでしょうか。
常駐とは、クライアントである客先に滞在し、常時雇用されて仕事を行う業務形態を指します。一般的な会社員の場合、雇用されている会社への出勤が当たり前ですが、エンジニアにおいては、作業環境を重視するため、クライアント先にて仕事をするケースが多くみられます。これを客先常駐などと呼んでいます。
常駐については、自社の正社員をクライアントへ常時派遣する特定労働者派遣事業であることが多く、通常の出勤は客先へ向かい仕事を行い、所属する会社へは月に一度、もしくはほとんど出勤しないといったケースもあるようです。
得意先での仕事となるため、常に責任ある行動が任せられるといったやりがいもありますが、クライアントとのコミュニケーション面での不満や、待遇面での差、孤立感などを強く感じてしまうエンジニアもいるようです。