レンティオ株式会社の三輪と申します。

これまで4回にわたって連載をさせていただきましたが、今回が最終回となります。この連載を通して一貫してお伝えしてきたのは、「自分で情報を集め、考え、行動しよう」ということでした。

最終回では、初めから書こうと決めていたテーマ、 ――「必ず来るべき未来」についてお話ししたいと思います。

「必ず来るべき未来」について考えることは、誰にとっても非常に重要です。これは、5年前に私が投稿したツイートです。

私たちの会社ではこの領域(地方分散化)への投資や事業は行っていませんが、以下のような未来に投資しています。

今後、確実に資源の価値が上がります。その結果として大量生産・大量消費・大量廃棄といった消費行動は否定され、買わずにレンタルする、試して本当に必要なモノだけを買うという消費行動が“正しい”と見なされるようになるはず。僕らの会社はそこに全力で取り組んでいます。

企業の視点から言えば、「高齢化が進む」「外国人が増える」「日本が貧しくなる」など、避けては通れない未来がいくつもあります。もちろん他にも様々な変化があるので、ぜひ自分でも考えてみてください。

「必ず来るべき未来」は企業に限らず、個人にもあります。例えば新入社員であれば、いずれ先輩になる・管理職になるといった未来が訪れます。放っておいても自然にやってくる未来もありますが、自分自身が「こうしたい」「こうなりたい」と願う未来を描き、そこから逆算して行動することも重要です。たとえば、外資系企業で働きたいなら英語を学ぶ。サッカー選手になりたいなら、誰よりも練習する。

当たり前のように聞こえますが、この「当たり前」が実はなかなかできない人も多い。だからこそ、それを徹底するだけで、大きく成長できます。

ちなみに、私自身も「必ず来るべき未来」と向き合っています。私の会社は将来的には上場を目指しています。そうなれば、外国の投資家に向けてプレゼンをする機会も増えるでしょう。

そのためには、ビジネスレベルの英語が必要になります。…が、正直まだそこまで習得できていません(笑) つい「他にやることがある」と言い訳してしまっていました。しかしこの連載を通して、改めて自分の未来を見据え、英語の勉強に再び取り組もうと決意しました。

最後に、残念ながら私たちは誰しも100年後には確実に最期をむかえます。だからこそ、後悔のないように全力で生きていきましょう。

「必ず来るべき未来」は、待っていればやってくるものもあれば、自分から掴みにいくべきものもあります。

情報を集め、考え、そして行動を起こす―― この基本を大切にしてください。

お読みいただきありがとうございました。