スニーカー本体はまだきれいなのに、ゴムのソール部分だけ黄ばんでしまうことってありますよね。洗ってもなかなか落ちず、「汚れて見えるから履きづらいな」と感じることも。 そこで今回は、ゴムのソール部分だけを酸素系漂白剤「オキシクリーン」でお手入れしてみました。また、スニーカーの左右でオキシ溶液の塗布回数を変え、黄ばみ落ちの違いも検証します。

黄ばみの気になるゴムソールをオキシ溶液でお手入れ

ソール部分の黄ばみが気になり、しまいっぱなしになっていたキャンバス地のスニーカー。ふと、酸素系漂白剤「オキシクリーン」でお手入れできるのではと思い立ちました。

  • 黄ばみ汚れをきれいにしたいスニーカー

    黄ばみ汚れをきれいにしたいスニーカー

その方法について詳しく調べてみると、スニーカーのゴムソールをきれいにする方法として、次の3つが見つかりました。

① スニーカーを丸ごとオキシ漬け
② ゴムソール部分にオキシペーストを塗る
③ ゴムソール部分にオキシ溶液を塗り、日光に当てて乾かす

お手入れしたいスニーカーが赤いキャンバス地だったため、万が一色落ちしてしまう可能性を考え、今回は①は除外しました。そこで、はじめは②のオキシペーストを使った方法で検証する予定でした。しかし、ソール部分は幅が約2.5cmと非常に狭く、実際に塗ってみると、ペーストを均一に塗るのが難しいことがわかりました。

きれいに塗れなければ、十分な効果も期待できそうにありません。そこで今回は方法を変更し、③のゴムソール部分にオキシ溶液を塗る方法で検証することにしました。

スニーカーのお手入れに用意したアイテム

今回、スニーカーをお手入れするために用意したのは以下のアイテムです。

・きれいにしたいキャンバス地のスニーカー
・オキシクリーン
・約50℃のお湯
・洗面器
・泡立て器(他のものでも代用可)
・小さめの容器(オキシ溶液を入れ替えるため)
・ビニール手袋
・コットン
・メラミンスポンジ
・靴用クリーナー
・拭き取り用の布

今回は、洗面器に約50℃のお湯1リットルとキャップ1/4程度のオキシクリーンを入れ、泡立て器でよく混ぜてオキシ溶液を作りました(お湯の適温は40℃〜60℃、オキシクリーンは4リットルのお湯にキャップ1杯が目安)。

また、お手入れの仕上げとして、メラミンスポンジと靴用クリーナーの2種類を用意し、どちらのほうがより汚れを落とせるのかもあわせて検証しています。

  • 靴用クリーナー(左)とメラミンスポンジ(右)

    靴用クリーナー(左)とメラミンスポンジ(右)

なお、オキシクリーンは直接触れると肌荒れを起こすことがあります。使用する際は、必ずビニール手袋やゴム手袋を着用しましょう。

オキシ溶液を塗る前のスニーカーの状態は?

まずは、オキシ溶液を塗る前のスニーカーの状態を確認してみましょう。

  • やや黄ばみが気になるソール部分(内側)

    やや黄ばみが気になるソール部分(内側)

  • 外側は内側より黄ばみがある印象

    外側は内側より黄ばみがある印象

これらはスニーカー左足の両側面。キャンバス地部分がほとんど汚れていないのに対し、ゴムソール部分はやや黄ばみがある状態です。

  • つま先部分はさらに黄ばみが目立つ

    つま先部分はさらに黄ばみが目立つ

つま先はゴムの範囲が広いため、黄ばみが目立つような気がします。なお、右足の両側面・つま先もほぼ同様の状態でした。

ゴムソールにオキシ溶液を塗り日光に当てて乾かすことで、どのくらい黄ばみが落ちるのか、さっそく検証を進めていきます。

スニーカーのゴムソールにオキシ溶液を塗っていく

作ったオキシ溶液を小さめの容器に移し、コットンにたっぷり含ませます。その後、屋外でスニーカーのゴムソール部分に、オキシ溶液を塗っていきました。

  • ゴムソール部分にオキシ溶液を塗っていく

    ゴムソール部分にオキシ溶液を塗っていく

このとき、表面にサッと塗るだけでなく、ゴムに軽くすり込むようにすると、ムラなくうまく塗れます。オキシ溶液を塗ったら、日光に当ててしばらく乾かします。

  • 日光に当てて約15分放置

    日光に当てて約15分放置

そして約15分後、黄ばみの状態を確認してみました。

  • あまり黄ばみは落ちていない印象

    あまり黄ばみは落ちていない印象

屋外だったため光の影響もあり、正確な変化は判断しにくかったものの、見た目では黄ばみが大きく落ちた印象はありません。

そこで、再度オキシ溶液を塗り、先ほどと同様に15分ほど置いて乾かすことにしました。その後、改めてスニーカーを見てみます。

  • やや黄ばみが落ちているように見える

    やや黄ばみが落ちているように見える

すると、先ほどよりやや黄ばみが落ちているように見えました。もしかすると、オキシ溶液の塗布を何度か繰り返すことで徐々に黄ばみが落ちていくのかもしれません。

そこでこの後、右足は「塗布→乾燥」の作業を3回追加し、合計5回行いました。

一方、塗布回数による黄ばみ落ちの違いを比較するため、左足はさらに2回追加し、合計7回塗布を繰り返しています。

その結果、最終的に以下のような状態になりました。

  • 検証開始時より黄ばみが薄くなった

    検証開始時より黄ばみが薄くなった

日光の影響で屋外での写真だとわかりにくいため、屋内に入れて撮影してみると、検証開始時と比べて黄ばみが薄くなっていることが確認できました。

そして、右足と左足を比べてみると、黄ばみ落ちにやや差が出ていることもわかります。左足(向かって右側)は右足(向かって左側)より塗布回数が多いため、より黄ばみが落ちて白くなっています。

黄ばみが気になる場合は、オキシ溶液の塗布回数を多めにすると効果がありそうです。

靴用クリーナーとメラミンスポンジでお手入れの仕上げ

最後に仕上げとして、ゴムソール部分をメラミンスポンジと靴用クリーナーでお手入れしました。

まず、オキシ溶液を塗布したソール部分を濡れた布でしっかり拭き取り、乾かします。

その後、右足のソール部分には消しゴム型の靴用クリーナー、左足のソール部分には水で濡らしたメラミンスポンジを使用し、それぞれゴム部分の残った黒ずみをこすっていきました。

  • 靴用クリーナーで黒ずみはほぼきれいに

    靴用クリーナーで黒ずみはほぼきれいに

靴用クリーナーを使用すると、オキシ溶液だけでは落ちなかった黒ずみもほぼきれいになりました。

  • メラミンスポンジはより汚れ落ちしやすい

    メラミンスポンジはより汚れ落ちしやすい

一方、メラミンスポンジはクリーナーよりも汚れ落ちがよく、水で濡らすことで摩擦が抑えられ、手軽に汚れを落とすことができました。

ゴムソールの汚れにはオキシ溶液+メラミンスポンジがおすすめ

キャンバス地スニーカーのゴムソール部分だけをきれいにしたい場合は、ソールにオキシ溶液を塗って乾かし、黄ばみが十分に落ちないときは、塗布と乾燥を繰り返す方法がよさそうです。

ただし、オキシ溶液を塗ったまま長時間放置すると、かえって黄ばみが悪化する可能性もあります。塗布と乾燥を繰り返す場合でも、合計のつけおき時間は2時間以内に収めておきましょう。

なお、この方法は日光の強さによって汚れ落ちに差が出るようです。暖かい時期やよく晴れた日を選んでお手入れすると、より手軽にきれいにできるかもしれません。

また、オキシ溶液だけでは落としきれない黒ずみには、メラミンスポンジでのお手入れがおすすめです。力を入れなくても簡単に汚れが落ちるため、併用するとよりきれいに仕上がります。

改めて、オキシクリーンの用途の幅広さには驚かされました。今後も、暮らしの中でさまざまな汚れのお手入れに活用していきたいと思います。