山口市が企画したワーケーションプログラム、前回に引き続き、今回はワーケーションに便利な施設や観光スポットをご紹介します。
駅から直結! 人々が集うコワーキングスペース「Megriba」
ワーケーションをする上で大切になってくるもの、それはコワーキングスペース。ホテルなどの個室やラウンジでも仕事をすることは可能ですが、仕事をするための空間があると、より一層仕事に身が入るような気がします(私だけでしょうか?笑)。
山口市でも素敵なコワーキングスペースをご紹介いただき、滞在中は主にそこで仕事をしていました。
新山口駅から直結という、好立地。様々な人が集う、KDDI維新ホールの1階に入っている、コワーキングスペースです。
産業交流スペース 「Megriba」は、幅広い世代の方に利用されています。
オフィスとして利用できる会員制の「コワーキングスペース」、ビジネスセミナーや交流会、イベントを定期的に開催する「コミュニティラウンジ」、山口の特産を活かしたメニューが楽しめる「カフェ」、飲食店の開業を目指す人たちが料理の腕をふるうことができる「シェアキッチン」、商品の展示や販売などテストマーケティングに活用できる「チャレンジショップ」など、様々なシーンで活用することができます。
ここに来れば出会いと成長のヒントがある、そんな場にしたいという思いを込めて「めぐりあう場=メグリバ」と名付けられたのだそうです。
素敵な環境下で、集中して仕事に取り組むことができました。
絶景を思う存分楽しむ! 知られざる観光スポットを巡る
ワークのご紹介をしたところで、今度はバケーションのお話をしたいと思います。
「山口市と言えばここ!」といった強力な観光スポットはあまりない印象でしたが、趣味嗜好に応じて、様々な楽しみ方ができる地域だと感じました。
私がまず訪れたのは、紅葉の美しい風景が楽しめるという『龍福寺』
紅葉の美しさだけでなく、周辺にあった古き日の面影を感じるスポットも印象的なお寺でした。歴史に興味があるという方は、散策も楽しめると思います。
また、市内には他にも絶景スポットが。市街地から車を少し走らせたところにある、藤尾山公園には、山口湾が見渡せる長い滑り台があります。
子どもはもちろん、大人でも大興奮の滑り台! 私も滑ってみましたが、景色の美しさと滑り台のエンターテイメントをダブルで体験することができました。
そして、山口市はグルメも充実。山口県漁業協同組合・大海支店の隣に位置する直売所では、新鮮な魚を堪能することができます。
限られた時間でしたが、バケーションも満喫することができました。
山口市南部でワーケーションをしてみたら
5日間という短い期間ではありましたが、前回の記事でご紹介した農作業体験・漁業体験など、いつもと違う観光も楽しみながら、充実したときを過ごすことができました。
唯一の反省点は、仕事をする時間があまり取れなかったということ。初めての場所だと陥りやすい問題点となりますが、ワークとバケーションのバランスが整ってこそのワーケーションなので、時間配分の大切さを改めて感じました。
今回は山口市の企画に参加したので、ワーケーション全般を市の職員さんがバックアップしてくださいました。
たくさんの出会いに恵まれた旅となりました。またの機会に、今度はゆっくりと訪れたいと思います。
南谷有美(なんや・ゆみ)
カメラマン/ライター
2018年4月に認可外保育園の園長を退いてから、各地を巡る旅人に。リモートで仕事をしながら、好きな場所で好きなことをして生活しています。