1995年にデビューし、現在は新潟地区の信越本線・白新線・越後線などで活躍するE127系0番台。車体の構造は209系とほぼ同じだが、片側3ドアで寒冷地に対応した半自動の押しボタン式とし、ワンマン運転も行う。車内はオールロングシート。

信越本線新津行の普通列車に使用されるE127系

E127系0番台は今後、北陸新幹線長野~金沢間開業で新潟県内の並行在来線を引き継ぐえちごトキめき鉄道へ譲渡される予定。妙高はねうまライン(妙高高原~直江津間)の車両として、妙高山をイメージしたデザインになるという。新型車両E129系の営業運転が始まる12月6日以降、E127系の譲渡に向けた動きも本格化するかもしれない。