連載4回目は、初の女性占い師です。赤坂の一等地に事務所を構えるスゴ腕・福谷象玲(ふくたにしょうれい)先生にお話をうかがいました。企業経営者から芸能人など、ハイクラスな人たちと顧問契約を結ぶほどのスゴ腕ですが、一人の人間として挫折をしながら人生修行をし、人を導く職を選んだわけです。
公式サイトを見ると、1鑑定20,000円。占いに興味のない人は驚くかもしれませんが、トップクラスの占い師の中では珍しくない価格設定です。でも、この記事の読者のみなさんはもうすでに開運寸前。なぜならそんな福谷先生が無料で開運術を教えてくれたからです!
- 「0円でできる仕事運UP法」
- 「苦手な人とのつき合い方」
- 「自分(占い師)自身の挫折体験は?」
の3つの質問をベースに、あれこれと聞いてみました。
はじめに:福谷象玲先生のこと
福谷先生は、超有名占い師の故・稲垣象現氏を父に持ち、16歳から勉強をはじめた"占いエリート"。お父様は生まれつき霊感・超能力があり、「どうやらこの世には運命の法則があるようだ」と体験的に悟り、それを裏付ける学問として占いを勉強しはじめたとか。
ちなみに、自らの死期をほぼピタリと予言し、終活・エンディングノートを万全にしてから他界したそうです。そんなお父様から学んだのちに、110年もの歴史を誇る『神宮館高島暦』著者であった井上象英先生にも師事しました。
アメリカの大学への留学経験や外資系コンサル会社勤めなど、実業界でも活躍する中で、「コンサルティングでは解決できない経営者の悩みや課題は占いで解決できる!」と、自分の"お役目"に気づき、占い師として独立したとのこと。
さて、本題です。
質問(1) 「0円でできる仕事運UP法」
まず、運気を上げたいなら神社参拝です。地元の神社や、縁を感じる神社がいいでしょう。境内の清浄な空気の中にいれば雑念から解放され、"真の自分"になってものを考えることができます。
参拝するときは、あれこれお願いせず、自分の足で歩いてこられたことへの感謝を伝えるとよいです。もし興味があれば、神社の頂点である伊勢神宮に一度は行ってほしいものです。昔のお伊勢参りなんて、命がけでしたが交通が発達した便利な現代、行かないのはもったいない。東洋の占いでは方位を重視しますが、神社だけは凶方位がありません。「神参(かみまい)りに凶方なし!」と言って、いつどの方向に行ってもOKです!。
質問(2) 「苦手な人とのつき合い方」
人間は、生まれた瞬間から死に向かって歩きはじめます。人生で一番大切なものは時間です。『人脈が大事』とはいえ、無駄な人間関係をキープするために時間をかけるのはよくありません。
だから、人間関係は定期的に断捨離しましょう。呼吸が「吐いて・吸う」がひとセットになっているように、古いものを吐き出せばスペースができます。そこに新しい運と、今必要な人間関係がもたらされます。それから、『あの人は苦手だ。自分との相性が悪い』と思ったとしても、原因は相手ではなく自分かもしれません。自分を省みるよいチャンスととらえましょう。
『神に口なし。人をもって言わしめる』
という言葉があります。神様は何もいわないが、メッセージは人の口をから告げられるという意味です。『あの人苦手! 自分との相性が悪い!』と思い込まず、苦手な相手が発する苦言こそ、自分がクリアすべき人生の課題ととらえることも大事です。
質問(3) 「自分(占い師)自身の挫折体験は?」
いろいろとありますが、一番はアメリカ留学ですね。五大凶方位といわれる中のひとつ『五黄殺』という最悪の方位への移動になってしまったのです。父親も占断師でしたが『苦労してこい』とばかりに、方位の忠告はしてもらえませんでした(笑)。私はそれまでは自信満々の人間でしたが、アメリカで言葉の壁をはじめさまざまな困難に直面し、ひと皮むけたという実感があります。
おまけ 「生まれ星別攻略法」
生まれた星ごとに、商談などを成功に導く攻略方法があるとのことで、簡単に教えてもらいました。
☆二黒・五黄・八白の相手…具体的な利益の説明が吉
☆三碧・六白・九紫の相手…データを持ち出して説得するのが吉
☆一白・四緑・七赤の相手…人情に訴えかけるのが吉
※相手の星は、九星気学LABなどの無料サイトで調べられます。
■DATA
福谷象玲・赤坂鑑定サロン
東京都港区赤坂6-13-19 オリエント赤坂203
※1時間20,000円が基本料金(事前に半日がかりでじっくり鑑定してからの対面鑑定となります)