気温がどんどん暖かくなってきて、軽やかに軽装に移り変わっていくファッション。そんな風に軽装にシフトしていく中で、いつも男性に相談されるファッションの悩みがあります。
「夏服が体が貧相に見えてしまうんですが、どうしたら良いですか?」という事。
体が細い=スマートさやスタイリッシュにつながり、秋冬服であればジャケットやコートをスマートに着こなすのにとてももってこいな体格になりますよね。
ただそれは、夏時期に近づき重ね着しなくなり、服の素材が薄くなり、となってくるとスマートというよりも「貧相に見えてしまう」という悩みにつながってしまうもの。
体格の良い方や鍛えているマッチョな方ならシンプルなTシャツを着てそれらを活かせるので良いのですが、筆者もそうですが体が細いメンズはそうはいかないもの。
これから夏時期に近づくにつれて、そんな悩みを持つメンズがどう気をつけたら良いのか? を解説していきますね!
細い体をカバーする2つの方法
それらをカバーするには、シンプルに体の「そのままの状態」から遠ざける事が大事となります。
暑くなっていく夏時期に意識せずに服を選ぶと、そのままの状態がどうしても出やすくなってしまうんですよね。そんな細い体をカバーする方法としては
・重ね着
・ゆるめシルエット
この2つを意識する事が大事になります。
カバー方法(1):重ね着
当たり前ですが一番簡単なのは細い体を補正する為に、服を重ねて厚みを持たせていく事です。
なんですが、気温が上がって暑くなっていくのにそれは難しいんじゃない? と思われますよね。
それらを考慮して方法を考えていくと
まず1つ考えられるのは、涼しく着られる素材を選ぶ事。
夏にかけていくにつれて、画像のシアサッカーシャツのような清涼感のある素材が増えていきます。
・シアサッカー
・リネン
・清涼感が出るような機能性を持たせた化学繊維
そんな素材を選ぶ事で、しっかり体の細さをカバーする為の重ね着はできるけれども、暑くて耐えられない! という事を防ぐ事ができますね。
もう1つ、より本格的な夏になって長袖すらキツくなってきたら、半袖アイテムで重ね着をしましょう。
画像のようなTシャツ+オープンカラーシャツのスタイルがオススメです。あくまで羽織るだけなので涼しく着られながらも、ポロシャツ一枚やTシャツ一枚で着るよりも体が細く見えすぎてしまう事を防ぐ事ができます。
カバー方法(2):ゆるめシルエット
じゃあ、いやもう重ね着すらしたくないんだよ!! って場合はどうしたら?
答えは、体から離れるシルエットを選びましょう! という事。
筆者も体が細いので、細いTシャツを一枚で着るとめちゃくちゃ貧相になります。
なので、夏のTシャツ一枚スタイルはあえてゆるめのシルエットを選んでいます。トレンド感を演出できつつも、さらに体型カバーにもつながるのですよね。
オーバーサイズも限度がある
ただここは注意が必要です。
オーバーサイズだ! と言ってもサイズを大きくしすぎると、体の細さはカバー出来てもスタイルが悪くダラしなく見えてしまいます。
あくまでも「体の細さがカバー出来る程度の、ちょいユルのシルエット」を選ぶのをオススメします。
オシャレ上級者なら、かなりサイズを上げてもオシャレに着こなせますが、初心者の方にはバランスを取るのが難しいですからね。
という事で今回は、「夏服が体が貧相に見えてしまう」とお悩みを持つ方が、「どうやったらそれらをファッションでカバーできるか?」という事を解説させていただきました。
・涼しく着られる素材のアイテムで重ね着をする
・真夏も出来れば半袖アイテムでの重ね着スタイルにする
・一枚で着るTシャツは程よくオーバーサイズにする
という3つのポイントを意識すると、お悩みが気にならずにファッションを楽しむ事が可能になります。
秋冬ファッションに比べて選択肢は減るものの、夏服は夏服だからこその楽しみ方があります!
オシャレの仕方があります。
「夏は適当でいいや……」と諦めずに楽しんでもらえるキッカケになりましたら幸いです。
次回もまたお楽しみに!