モノと丁寧に付き合い、"ミニマリスト"を目指すパンダ「おはぎ」さんがシンプルな暮らしをコミックとエッセイで紹介します(毎週木曜日更新予定)。
足し算のおしゃれはお休みしています
物を減らしたい、必要最低限を意識していたい…と思っていても、おしゃれしたいという気持ちがなくなったわけではありません。それどころは服は今でも大好きですし、見ているとワクワクするものの一つです。ですがその楽しみ方が大きく変わってきました。
ファッションには流行やそのときの気分で好みもかなり左右されてしまうものだと思いますが、今の私には小物を足し算していくおしゃれにはあまりひかれないようです。以前は派手なネックレスやピアス、ヘアアクセサリーを好んでつけていました。服装も重ね着が多かったように思います。それらが嫌いになったわけではありませんが、何となく「似合わなくなった」と自分で感じるようになってしまったからです。年齢もあるかもしれません。
引き算して際立つもの
ネックレス等の小物を減らす、あるいは控えめなデザインのものに変えると、当たり前ですが、残った服がとても際立つようになりました。今までは小物でごまかしがきいていたものなので、以前と同じように着るのでは、少し格好が悪いように思われます。
そこで、アイロンが必要な服はまめにアイロンをかけたり、靴も帰ってきてから汚れてないかをチェックすることが増えました。ヘアアクセサリーも、今は1つもないので髪そのものに目がいくようになっています。以前は半年は切らずにそのままだったのですが、今では2カ月に1回は切りに行きます。格安カットは1回1,500円程度なのでとても重宝しています。
身だしなみが最高のおしゃれ
先ほど上げたものは、言ってしまえば「身だしなみ」です。以前はプラスしていくことばかりに目が行きがちでしたし、そういうファッションはあまり細かい所が目立ちにくいので、正直手を抜いていました。今は当たり前の身だしなみをきちんとすることが一番のおしゃれであると思っています。
アイロンの効いたシャツ、磨いた靴、手入れされた髪…華やかさはありませんが、どれも会った人に好印象を与えられるものです。きちんとした格好は、派手なネックレスよりも私に人前に出るときに自信を与えてくれます。手入れをすることによって服にも愛着が湧いてきます。
今あるアイテムをどう着るか
少ないアイテム数でおしゃれを楽しむためには、アイテムを足すのではなく「今あるアイテムをどう着るか」ということが、ポイントではないでしょうか。
定番の何とも面白みのない服も、ちょっとした手入れや着方でぐっとおしゃれなアイテムになってくれます。シンプルな服装だからこそ楽しめる「身だしなみ」のおしゃれを始めてみませんか?
おはぎ
物と丁寧につきあい、ミニマリストを目指すアラサーのパンダ。
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