ファンケルは3月18日、洗う水を味方にして「保水膜」を作り肌のうるおいを守る、クリーム状保水洗顔料「スキンコンディショニング洗顔」を発売します。2月5日にメディア向けに開催された「ファンケル『保水洗顔』新製品発表会」で、新洗顔料の詳細を聞いてきました。
水を味方にする洗顔料の仕組みって?
「洗顔後、焦らずにスキンケアできる心の余裕がほしい」「できることなら肌不調を根本改善したい」このようなニーズに応えるために開発されたのが、今回登場する「スキンコンディショニング洗顔」。
洗顔は、肌の汚れを落とす一方で乾燥のリスクも伴います。洗顔時に肌のつっぱりが気になるという人も多いのではないでしょうか。
これまでの一般的な「うるおい洗顔」というものは、「洗顔時に失われがちな保湿成分を配合する」「肌に必要なうるおいを流しすぎないアミノ酸系の洗浄成分を使用する」といった方法で肌のうるおいを守る仕様になっていましたが、ファンケルが新たに着目したのは、洗顔に使う大量の「水」。
「保水型洗浄成分」と水が混ざることで「保水膜」に変化して肌のうるおいを守るという、新発想の「保水洗顔料」の開発に成功しました。
一般的な洗顔料の洗浄成分でも肌に膜はできますが、つっぱりを感じたり、種類によっては肌の水分量が激減してしまったりという課題がありました。一方、水を味方にする保水型洗浄成分であるオレオイルサルコシン+水酸化Kを洗浄成分として配合することで、肌に厚くて剥がれにくい保水膜ができ、肌の水分量をキープしてうるおいのあるなめらかな肌に導くといいます。
さらに、保水膜の効果で、次に塗布するスキンケアアイテムもより肌になじむようになるのだそうです。
発表会では、肌の代わりに鏡を使用した簡単な実験も披露。一般的な洗顔料を鏡に塗り、洗い流した後に指でこすると「キュッキュッ」という大きな音が響いた一方で、「スキンコンディショニング洗顔」を使用した後に指でこすっても音は出ず、厚い保水膜ができていることがわかりました。
「スキンコンディショニング洗顔」の詳細
洗い流す水を保水膜(※1)に変えて、うるおいのあるなめらかな肌に整えるクリーム状の保水洗顔料。アミノ酸系の洗浄成分により水が保水膜に変化して、肌のうるおいを守ります。
また、うるおいメンテナンス成分の「イノシトール(※2)」が、角層内部に水を引き寄せながら、洗顔時に失われがちなうるおいを守るため、洗顔後からスキンケアをするまでの間も乾燥が気にならないように。
さらに、ターゲティング洗浄成分(※3)が肌に必要な皮脂であるトリグリセリドは残しつつ、肌に不要な皮脂や汚れはオフして、肌荒れやくすみも防ぎます。
洗い流した後の肌のなめらかさを1回の使用でも実感できる、ファンケルの「スキンコンディショニング洗顔」。使い続けることで肌の調子がよくなったという声も上がっているのだそう。「どの洗顔料を使用しても、肌がつっぱってカサカサする」と悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
【概要】
商品名:ファンケル「スキンコンディショニング洗顔」
先行発売日:2025年3月1日(土) ECサイト・一部直営店舗にて先行発売
発売日:2025年3月18日(火) 通信販売・直営店舗にて発売
2025年4月以降 ドラッグストアなどで順次発売
価格:1,595円
※1 アミノ酸系洗浄成分「オレオイルサルコシンK」が、洗う時に水と混ざり「保水膜」に変化
※2 うるおいメンテナンス成分「イノシトール」(保湿)
※3 ラウリン酸ポリグリセリル-10