イプサは3月27日、「ストレスが肌に与える調査」に関する調査結果と、「セルフタッチのポジティブな効果」に関する研究結果を発表した。同調査は全国10代~60代男女700名を対象に、インターネットで実施した。
ストレスなど心に悪い影響が増えるときに、肌にどのような影響が表れるように感じているか尋ねたところ、81%が「肌の調子も悪くなるように感じる」と回答した。ストレス軽減など心に良い影響が増えると、肌の調子が良くなったように感じるか聞くと、59%が「肌の調子が良くなったように感じる」と答えている。
脳活動の状態を測定する技術を応用し、自分で自身の肌に触れるセルフタッチの効果を、脳科学研究により客観的に評価した。
MRIによる測定の結果、肌へのセルフタッチにより、外界に対する注意や警戒、交感神経の活性化に関与する部位、血圧を上げる中枢が存在する脳の部位の活動が低下することが観察された。この結果から、スキンケアなどで自分で自分に触れることで交感神経が鎮まり、外的な注意や警戒心などが和らぎ、安心感を得やすい状態になると考えられるという。