明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドEAST第10節が11日に行われ、横浜F・マリノスとFC東京が対戦した。

 前節終了時点で勝ち点「9」の獲得にとどまり、9位に沈む横浜FMが、勝ち点「20」を積み上げて2位に位置するFC東京を本拠地『日産スタジアム』に迎えたゲーム。前半、より多くのチャンスを作ったのは、ホームチームだった。その中心に立ったのは、今季初のスターティングメンバーに名を連ねた天野純。序盤の12分、ゴール前で谷村海那からのパスを受けると、左足を振り抜いたがわずかに枠の外へ。

 続く14分には、天野からのスルーパスにジョルディ・クルークスが抜け出し、GKと1対1のチャンスを迎えたものの仕留めきれない。22分には天野が自陣で前を向くと、ドリブルで敵陣のスペースを持ち運び、自らフィニッシュ。左足から放たれたシュートはクロスバーに嫌われる。

 横浜FMが再三の決定機を仕留めきれずにいると、FC東京は前半終盤の45分に先手を取る。中盤で佐藤龍之介がボールを奪うと、右サイドを抜け出したマルセロ・ヒアンは横へ渡し、猛スプリントで駆け上がってきた佐藤恵允が冷静に流し込む。前半、なかなか良い攻撃を見せられていなかったFC東京が、見事なロングカウンターを完結させ、1点をリードして前半を終えた。

 後半に入ると、FC東京は60分、佐藤恵允からのスルーパスに抜け出した室屋成がペナルティエリア内に侵入し、逆サイドへ折り返すと、走り込んできた遠藤渓太が右足を振るが、ここは決めきれない。それでも直後の64分、室屋が自陣からボールを持ち出し、スルーパスを送ると、抜け出したマルセロ・ヒアンが強烈な左足シュートを突き刺し、リードを2点に広げた。

 ホームでこのまま終われない横浜FMは74分、敵陣中央で前を向いた加藤蓮が強烈なミドルシュートを叩き込み、1点差に詰め寄る。だが、FC東京は直後の79分、橋本健人の蹴ったフリーキックがオウンゴールを誘発し、再びリードを2点に広げた。

 試合はこのままタイムアップ。横浜FMは今季2度目の2連敗を喫し、FC東京は2試合ぶりの白星を手にした。

 次節、横浜FMは18日に川崎フロンターレとホームで対戦する。一方、FC東京は次節のFC町田ゼルビア戦を前倒し開催で消化しているため、次回のゲームは24日にホームで控えた第12節水戸ホーリーホック戦となる。

【スコア】
横浜F・マリノス 1-3 FC東京

【得点者】
0-1 45分 佐藤恵允(FC東京)
0-2 64分 マルセロ・ヒアン(FC東京)
1-2 74分 加藤蓮(横浜F・マリノス)
1-3 79分 オウンゴール(FC東京)

【ゴール動画】FC東京が横浜FMにシーズンダブル