この春から単身赴任生活が始まり、早くも寂しさを感じている人もいるのではないでしょうか。仕事のためとはいえ、愛する家族と離れて暮らすのはつらいですよね。今回は、そんな単身赴任での寂しさを紛らわす方法や、単身赴任中に家族との絆を深める方法を紹介します。
単身赴任を寂しいと感じるのは当たり前?
単身赴任が始まる前は「まぁ大丈夫でしょ」と思っていたのに、いざ始まってみると「あれ、思っていたより寂しいかも…」と感じている人も多いのではないでしょうか。「こんなの自分だけかな」「俺って弱いのかも」と思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、今回マイナビニュースで行ったアンケートでは、単身赴任経験者のうち約8割もの人が「寂しいと感じたことがある」と回答しています。毎日一緒にいた家族や慣れ親しんだ環境から離れれば、寂しく感じるのは当然のこと。決して自信を失くす必要はありません。
どんなときに寂しさを感じるの?
今回のアンケートでは、単身赴任経験者に「どんなときに寂しさを感じたか」についても聞いてみました。先輩の声を聞いて共感したり、事前に対策できそうなものがないか探してみてくださいね。
「仕事から帰って来たとき話し相手がいない」(長野県・46歳)
「仕事から帰って、一人で食事をしているとき」(栃木県・63歳)
「楽しみを共有できないとき」(大阪府・49歳)
「食事の用意をしているとき」(東京都・55歳)
「家族の声を聴いたとき」(埼玉県・40歳)
「子供と会えないときは寂しい」(宮城県・60歳)
「やっぱり子供に会えないときが一番寂しかったです」(千葉県・42歳)
「朝起きて誰も居ないと感じたとき」(大阪府・52歳)
「極寒の日に、一人外へ夕飯を食べに行ったとき」(愛知県・62歳)
「玄関開けたら部屋が暗くて静か。食事中話し相手がいない」(愛知県・54歳)
「帰宅して、ついクセで『ただいま~』と言ったが返事がないとき」(愛知県・65歳)
「休日に予定がないと、時間を持て余してしまい寂しくて孤独を感じる」(静岡県・43歳)
「休日に友達もいないので何もすることがなくすごくさみしい」(大阪府・46歳)
「運動会などの子供の行事に参加できなかったとき」(広島県・45歳)
「風邪を引いても誰も看病してくれないとき」(東京都・36歳)
「調子を崩したときや何か失敗したとき」(東京都・59歳)
「クリスマスや正月など、イベントのとき」(新潟県・56歳)
帰宅時や食事中など、日常のふとした瞬間から、イベントや特別なことがあったときまで、実にさまざまな場面で寂しさを感じてしまうようです。
単身赴任の寂しさを紛らわす方法
ここからは、単身赴任で感じる寂しさを紛らわす方法を紹介します。
日々のルーティンで心を整える
単身赴任中は生活リズムが乱れやすくなりますが、毎日決まった時間に起きて、朝食をとり、少し散歩をするだけでも気持ちが整います。5分でもランニングする、リビングで新聞を読む時間を作る、豆を挽いてコーヒーをいれるなど、小さなルーティンを作ってみてはいかがでしょうか。日々の小さな習慣は心の拠りどころになり、孤独な気持ちも和らぎやすくなります。
観光気分で街を楽しむ
単身赴任で住んでいる街を「仕事で来ている滞在地」ではなく、「旅先」として見るだけで、日常が新鮮になります。歩いたことのない路地を散策したり、地元の市場で買い物をしてみたり。新しい場所に出かけることで気分転換にもなり、前向きな気持ちが芽生えます。名物料理を食べ、その写真を家族に送れば「今度遊びに来たときに一緒に行こうね」というやりとりが生まれ、離れていても家族とのつながりを感じることができるでしょう。
新しい趣味を見つける
自分のために時間を使える今こそ、新しい趣味に挑戦するチャンス。たとえば、料理を始めて週末に自作のレシピを試したり、公園でのランニングやジムでのトレーニングを習慣化したりすることで、生活にハリが出てきます。趣味は心の支えにもなるものです。趣味ができると日々に楽しみが生まれ、前向きな気持ちで過ごせるようになるでしょう。
資格取得に挑戦する
空いた時間を使って資格勉強に挑戦するのもおすすめ。通信講座やオンライン学習なら赴任先でも気軽に始めやすく、仕事に直結するスキルを身につけることも可能です。毎日の小さな積み重ねが目に見える成果となれば、自信も生まれるでしょう。
花やグリーンを育てる
世話をする対象が身近にあると責任感が生まれ、生活にメリハリハリも出ます。単身赴任者にとっては、小さな観葉植物が最適な選択です。毎朝水をあげて観察したり、新芽が出たことによろこびを感じたりと、植物の成長が日々の楽しみになるでしょう。
赴任先での人間関係を築く
単身赴任中は、どうしても人との接点が限られます。そんななかで、同僚とランチにでかけたり、趣味のサークルに参加したりするだけでも心が軽くなるでしょう。地元のイベントに足を運び、顔見知りが増えていくと、地域にとけ込んでいく実感も得られはず。赴任先で知り合った人々と交わす会話が、単身赴任の孤独を和らげます。
単身赴任中に家族との絆を深める方法
次に、家族と離れていても絆を深められるコミュニケーション方法を紹介します。
短くても毎日の“声”を届ける
1日1回、短くても音声でメッセージを送るだけで、家族とのつながりがぐっと強くなります。「おはよう」「今日も頑張ってね」などのひと言でも、家族の絆を意識できるでしょう。子どもはあなたの声を聞くだけで安心し、それが習慣化すると「今日はパパの声ないの?」と聞いてくるかもしれません。忙しいなかでも、声の交流は家族をつなぐ効果的な手段です。
定期的にビデオ通話をする
ビデオ通話を習慣にすると、顔を見て話す安心感が得られます。家族の生活リズムに組み込むには、時間があるときに行うのではなく、「毎週○曜日の夕食後」など、タイミングを決めて通話するのがよいでしょう。画面越しでも子どもの表情や話し方から成長を感じることができ、「今度は一緒に○○しようね」などの会話も自然と生まれます。
子どもや妻と共通の趣味をつくる
離れていても共通の話題があると、日々の会話が豊かになります。たとえば、同じアニメを毎週見る、同じ本を読む、スマホアプリのゲームで協力プレイをするなど、手軽にできる趣味がおすすめです。「このシーン笑ったね」「ここが難しかった」といった感想をやりとりするだけで、自然と距離が縮まるでしょう。
LINEやメールではなく手紙を送る
手紙はLINEやメールにはない特別感があります。同じ言葉でも、あえて手紙に気持ちを綴ることで、相手の心により深く届くものです。子どもにはシールやイラストを添えるとよろこばれるでしょう。ポストに届いた手紙を見たときのうれしさは、良い思い出にもなります。「パパから手紙来たよ!」と家族の会話が盛り上がるきっかけにもなるでしょう。
カレンダー機能で予定を共有する
Googleカレンダーなどの共有機能を使えば、家族のスケジュールを可視化できます。「次の帰省は○日」「運動会は○日」といった情報を共有しておくと、先の予定を楽しみにでき、日常の会話にも自然と登場するようになるでしょう。仕事の予定も家族に知らせておけば、電話するタイミングを合わせやすく、コミュニケーションが円滑になります。
再会までを家族でカウントダウンする
次の帰省日までのカウントダウンを家族と一緒にすることで、楽しみを共有できます。カレンダーにシールを貼ったり、ホワイトボードに日数を書いて毎日減らしたりするだけでも、気持ちは前向きになるはずです。
一緒にやりたいことのリストを作る
再会したときにやりたいことを、家族でリストにしてみましょう。「一緒に動物園へ行く」「おうちでピザパーティーを開く」など、小さな目標があるだけで日々の会話も弾みます。日常のなかで「これ、リストに入れよう!」と盛り上がることで、会えない時間が続いても一緒に未来を作っているという実感がわいてくるものです。
寂しさを上手く処理して単身赴任を乗り切ろう!
単身赴任で感じる寂しいという気持ちを無視し続けてしまうと、心身に不調があらわれる可能性もあります。そうなる前に、今回紹介した寂しさを紛らわす方法など、できることを実践してみてください。寂しさを上手く処理して、単身赴任を乗り切りましょう。
調査時期: 2026年3月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート



