レバレジーズは3月26日、エッセンシャルワーカー向け転職サービス「レバジョブ」を通じ、施工管理職573人を対象に実施したキャリア実態調査の結果を公表した。施工管理職の6割以上が他業界からのキャリアチェンジ経験者であることが明らかになったほか、転職経験者の直近の転職理由では「収入アップのため」が最多となった。
定年後のキャリア継続には前向きだが、体力面には不安
調査によると、施工管理職の約7割が転職を視野に入れており、転職経験者への直近の転職理由は「収入アップのため」が48.7%で最多。次いで「企画・設計に関わりたい」(25.4%)、「大規模・高難度の案件に携わりたい」(24.2%)と続き、処遇改善だけでなくスキルや市場価値の向上を求める傾向も見られた。
転職経験のある施工管理職のうち、他業界からキャリアチェンジした経験がある人は6割以上にのぼる。前職の業界は「製造」が28.2%で最多、次いで「販売・サービス業」(22.7%)、「運輸・物流」(14.8%)と続く。キャリアチェンジの理由としては「資格を取得し、手に職をつけたい」(42.2%)、「将来的に年収が上がると思った」(41.5%)、「AIに代替されにくい職種だと思った」(34.7%)が上位に挙がった。
転職による年収変化では過半数(52.0%)が増加したと回答。増加幅は「10万円以上50万円未満」(33.9%)と「50万円以上100万円未満」(33.0%)が多く、「100万円以上」増加した人も約2割に達する。現在の年収は「400万円以上500万円未満」が15.9%で最多となり、「2,000万円以上」と回答した人も3.5%いた。
定年後もキャリアを継続したいかという質問では約7割が前向きな意向を示した一方、6割以上が体力面への不安を抱えていることも判明。不安要因としては「長時間労働になりやすい」(46.0%)や「現場環境の厳しさ」(36.6%)が挙げられた。
同社事業責任者の森山氏は、施工管理職について、他業界からの転職者が多く、将来性のあるキャリア形成の選択肢として注目されているとコメント。一方で、体力面や長時間労働、現場環境への不安も依然として大きいとし、人材確保と定着には業務効率化や生産性向上を通じて長く働ける環境を整えることが重要だとの認識を示した。
この調査はGMOリサーチ&AIに委託し、2026年3月3日から5日にかけてインターネット調査として実施された。













