![佐野海舟躍動でマインツが勝利[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
ブンデスリーガ第27節が22日に行われ、マインツとフランクフルトが対戦した。
残留争いに巻き込まれる13位のマインツは公式戦6戦無敗と好調を維持。直近はシグマ・オロモウツとのUEFAカンファレンスリーグを制して勢いに乗る。今回のホームゲームでは日本代表招集の佐野海舟がスタメンに入り、川﨑颯太はベンチスタートに。
対する7位のフランクフルトは3戦無敗もヨーロッパコンペティション出場権獲得に向けて勝ち点3が必要な状況。敵地で連勝を目指した一戦では日本代表招集の堂安律がスタメン起用となったが、小杉啓太はベンチ外となった。
ピッチ上での日本人対決が実現したこの一戦。試合は開始早々にホームチームが先制する。左サイドでのスローインの流れから佐野のワンタッチパスを起点に、縦のパスの出し入れで一気に相手陣内深くに侵攻したマインツはボックス右で受けたパウル・ネーベルが右足シュートを放つと、相手DFにディフレクトしたボールがゴール左隅に決まった。
先に失点したフランクフルトもすぐさま反撃を開始。押し返す展開の中で20分にはボックス左で仕掛けたジャン・マテオ・バホヤの折り返しを、ゴール前のナサニエル・ブラウンがワンタッチで押し込んだ。
1-1の振り出しに戻った中、直後の23分にはマインツの右CKの場面でショートコーナーからペナルティアーク付近でボールを受けた佐野がグラウンダーのミドルシュートを狙うが、これはわずかに枠の左へ外れる。さらに、キレを感じさせる日本代表MFは37分にもボール奪取から長い距離を運んでシェラルド・ベッカーの決定機を演出した。
結局、イーブンで折り返した後半はフランクフルトが圧倒的にボールを握る展開で進んでいく。その中で堂安も正確なクロスで味方のヘディングシュートを演出すれば、70分には枠内シュートも記録。ただ、79分にはジャン・ウズンとの交代でピッチを後にした。
一方、マインツは81分に川﨑をピッチに送り込むと、土壇場の89分に再び佐野を起点にゴールが生まれる。相手陣内中央でボールを受けた佐野が重心の低いドリブルでボックス手前まで持ち込むと、その流れからネルソン・ヴァイパーのヘディングシュートのこぼれをネーベルが冷静にゴールへ蹴り込み、勝ち越しに成功した。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、佐野の見事なダイナミズムもあって日本人対決を制したマインツが重要な勝ち点3を手にしている。
【スコア】
マインツ 2-1 フランクフルト
【得点者】
1-0 6分 パウル・ネーベル(マインツ)
1-1 20分 ナサニエル・ブラウン(フランクフルト)
2-1 89分 パウル・ネーベル(マインツ)
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