途中出場から2ゴールを挙げた天野純 [写真]=金田慎平

 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第8節が22日に行われ、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが対戦した。

 特別大会でもどかしい日々が続く神奈川の両雄が、『MUFGスタジアム』を舞台に激突。川崎Fは開始2分、セットプレーの流れから松長根悠仁がゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められなかった。

 一進一退の攻防が続くなか、試合の均衡が破れたのは30分、横浜FMが先制に成功する。ピッチ中央から遠野大弥が相手DFの背後に絶妙のフライングスルーパスを供給。抜け出したジョルディ・クルークスはシンプルにゴール前へ折り返し、詰めていた谷村海那が押し込んだ。

 前半終了間際、横浜FMにアクシデントが発生する。カウンターを仕掛けようと全速力でドリブルをしていた遠野が、相手と接触がないところで地面に足を取られる格好で転倒。昨年も右足アキレス腱断裂を経験した27歳は立ち上がることができず、ファンが不安の表情を浮かべるなか担架に運ばれてピッチを後にした。

 1点リードで折り返した横浜FMは、53分にリードを広げる。ハーフタイムに遠野と代わって投入された天野が、左からクルークスが送ったクロスに頭で合わせる。これは相手にブロックされたが、天野が自らこぼれ球を押し込んだ。

 川崎Fは61分に3枚替えで状況の打破を試みるが、その直後の62分に横浜FMが川崎Fを突き放す。天野が谷村とのパス交換でペナルティエリア手前に侵入。左足でコントロールショットを放ち、ゴール左上へ流し込んだ。

 72分、横浜FMに4点目が生まれる。ファイナルサードでボールを収めた谷村が、力強いドリブルで相手2人を剥がしてシュートを放つ。これは相手GKスベンド・ブローダーセンに防がれたが、こぼれ球をユーリ・アラウージョが押し込んだ。

 さらに79分、天野のコーナーキックにジェイソン・キニョーネスが頭で合わせて、横浜FMに5点目が生まれる。

 試合はこのまま終了し、川崎Fは2試合ぶり黒星、横浜FMは2試合ぶりの白星となった。川崎Fの次戦は28日に行われ、敵地でFC町田ゼルビアと対戦。横浜FMは4月5日に敵地で柏レイソルと対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 0-5 横浜F・マリノス

【得点者】
0-1 30分 谷村海那(横浜FM)
0-2 53分 天野純(横浜FM)
0-3 62分 天野純(横浜FM)
0-4 72分 ユーリ・アラウージョ(横浜FM)
0-5 79分 ジェイソン・キニョーネス(横浜FM)

【ゴール動画】川崎F vs 横浜FM