![日本代表に復帰したCB冨安健洋 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
日本代表を率いる森保一監督が、約1年9カ月ぶりの復帰となるDF冨安健洋(アヤックス/オランダ)について語った。
2018年10月のパナマ代表戦でのデビュー以降、FIFAワールドカップ2022出場を含め通算42試合に出場してきた冨安。万全の状態であれば、ディフェンスラインの主軸を担う選手の一人だが、度重なる負傷の影響によって2024年6月11日のFIFAワールドカップ2026のアジア予選2次予選のシリア代表戦の出場を最後に1年9カ月に渡ってサムライブルーから遠ざかっていた。
昨年7月にはアーセナル(イングランド)との契約を双方合意のもとで解消し、同年12月に今シーズン終了までの短期契約でオランダの名門へ加入。今年2月1日のエクセルシオール戦では途中出場で484日ぶりの実戦復帰。直近は4試合連続でプレーしていた中、前節のスパルタ・ロッテルダム戦では左サイドバックでスタメン出場。約70分プレーした。
所属クラブで徐々にプレータイムを増やす中、FIFAワールドカップ2026本大会前最後のインターナショナルマッチウィークに向けて27歳DFの招集を決断した森保監督。
19日に行われた欧州遠征に向けた日本代表メンバー発表会見の場では、同じく久々の招集となったMF伊東純也(ゲンク/ベルギー)とともに「2人ともまだ(所属チームで)90分を消化していないですけど、彼らのポテンシャルを考えれば、コンディションが良ければ問題なく選ばれて、ワールドカップに向かうということは当然あっていいことかなと思っています」と語った。
そして、もともとの能力を高く評価した上で、まずは今回の代表活動を通じてコンディションをしっかりと見極めたいとしている。
「今のコンディションからさらに本大会に向けてのコンディションが上がることも想定して、且つ招集が随分間が空いているので、もう一回チームコンセプトをこの3月の活動で確認するということ。本人たちのコンディションがどうなのかというところも確認する活動にできればなと思っています」
さらに、育成年代の代表から指導してきた教え子の長期離脱からの復帰についても触れた指揮官は、思い切ってプレーできる状況に戻ったこと。ヨーロッパ屈指の名門でスタメン争いに絡んでいる現状を心から喜んでいる。
「これまでも彼とは育成年代のころから一緒にチーム活動させてもらったりしている中で、もしかしたら選手生命に響くような大きなケガに見舞われているかもしれないということで、まずは思い切ってプレーできるように体が回復してくれたことを一人の指導者としてうれしく思っています」
「且つ世界の名門チームでもあるアヤックスでプレーしていて、いろんなプレッシャーがある中で、ポジション争いも厳しい中でスタメンとしてプレーできるところまで戻ってきてくれたところで、今回の代表に招集をさせてもらうということになりました」
また、前回W杯経験者やヨーロッパでの豊富な経験を持つ選手としてリーダーシップも期待されるところだが、「まず自分がしっかりとプレーする」という部分に集中してほしいと、変な気負いを持つことなく自然体でのプレーを求めている。
「彼に期待することは、これまでの経験値、ワールドカップも経験していますし、アーセナルという世界のトップ・トップのクラブでプレーし、いろんなハイクオリティを知っている選手の一人だと思いますので、彼がこれまで経験してきたことを、彼自身のプレーでしっかり表現してほしいなと思います。もちろん彼のキャラクターからすれば自然に影響力が出てくると思いますが、変にチームではなくて、まず自分がしっかりとプレーするというところを、この10日間で感じてもらえるようにプレーしてほしいなと思っています」
なお、日本代表は現地3月28日(日本時間29日)にスコットランド代表と、31日(日本時間4月1日)にイングランド代表と対戦する。